橋本病ハシモトビョウ

橋本病はどんな病気?
橋本病とは甲状腺ホルモンの分泌が不足することで、その機能が低下してしまう自己免疫性の疾患です。この病名の由来は世界で初めてこの疾患についての報告を行った医学者のお名前に由来しています。症状としては首の腫れ、むくみや体重の増加、気力の低下、脈拍数の低下などです。甲状腺疾患は専門医でないと判断しかねることもあり、発見が遅れがちになることも少なくありません。


橋本病の症状
橋本病の主な症状は、初期に表れる首の腫れ、あるいはのどの違和感です。また全身にあらわれるものとして、老化と似たように疲れやすくなったり、食べていないのに体重が増えたり、寒気がしたりなどが挙げられます。首の腫れはバセドウ病と同じく、全体に腫れだんだんと大きくなるものですが、バセドウ病と違い腫れが硬く、また痛みはありません。

橋本病の原因
橋本病の原因として考えられるのは甲状腺ホルモンの不足です。これは免疫の不具合によって引き起こされます。自分を守るための免疫が、本来であれば反応しないはずである自らの甲状腺に異常に反応してしまうことで起こる病気です。主に遺伝的な要因と環境的な要因が挙げられますが、後者としては出産などの大きなストレスが影響していると言われています。

橋本病の検査と診断
橋本病の検査方法は血液検査と抗体検査、および超音波検査によって行います。血液検査では甲状腺ホルモン、T3、T4、fT3、fT4の値を測定し、これらの値の低下が見られる場合には該当します。抗体検査ではマイクロゾームテスト、サイロイドテスト、TgAb、TPOAbなどで陽性反応がないか測定します。超音波検査では甲状腺の大きさを調べて萎縮の有無で判別します。

橋本病の治療方法
橋本病の治療法は、甲状腺機能の状態によって判断します。甲状腺が腫れていても甲状腺ホルモン数値が正常であれば、半年に1回程度の検査を行い経過観察をします。甲状腺機能に低下が見られる時はホルモン補充療法を行います。治療薬は合成甲状腺ホルモンのサイロキシン、レボチロキシンナトリウムなどが使用されます。投与するホルモンの量は、血液検査で確認をしながら量を調節します。

橋本病の初診に適した診療科目

関連部位から他の病名を探す

橋本病に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ