光毒性接触皮膚炎ヒカリドクセイセッショクヒフエン

光毒性接触皮膚炎はどんな病気?
光毒性接触皮膚炎は、皮膚上にある化学物質に紫外線が当たることで活性酸素が発生し皮膚組織に日焼けに類似した症状(発赤、浮腫、水泡)を生じる病気です。アロマテラピーでは精油を植物油に混ぜて施術しますが、精油に含まれる化学成分によっては光毒性接触皮膚炎が生じることがあります。代表的にはベルガモット油でフロマクリンによるものです。皮膚科医による光パッチテストで原因がわかればすぐにその精油の使用をやめます。


光毒性接触皮膚炎の症状
光毒性接触皮膚炎の患者には、太陽光のもとなどで紫外線を浴びることにより、皮膚が炎症を起こすという症状が出ます。紫外線を浴びた部位の皮膚には、かゆみを伴う赤い斑状の炎症が起き、かぶれを起こします。また、汗をかいたりすることで皮膚炎が悪化するので、光毒性接触皮膚炎の患者は、炎天下での運動やレクリエーションを行うことが難しくなります。

光毒性接触皮膚炎の原因
光毒性接触皮膚炎は、原因となる物質が皮膚に付着し、そこに光が当たることで紫外線の中のUVAと原因物質との反応で活性酸素が発生します。その結果、皮膚細胞や皮下組織に障害を起こします。原因物質の代表的な物にオレンジに含まれるベルガモット油や、ケトプロフェンに代表されるアリルプロピオン酸系のNSAIDs、ピロキシカム等の薬剤があります。

光毒性接触皮膚炎の検査と診断
光毒性接触皮膚炎の検査方法は、光パッチテストを用いて行われます。まず、背部被覆部二ケ所に被験物質を張り、24時間から48時間待って判定が行われます。次に、その被験物質の片方だけを剥がし、紫外線の光照射を行います。そして、照射部に赤みが出て陽性であり、かつ非照射部が陰性の場合、総合的に見て光毒性接触皮膚炎の陽性と判定されます。

光毒性接触皮膚炎の治療方法
まず光パッチテストなどを用いて光毒性接触皮膚炎を引き起こす原因物質を特定します。そして原因物質に接触しないようにします。治療法としては症状を抑えるためにステロイド外用薬を使用したり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬を内服します。まれに重要になると副腎皮質ホルモン薬を内服する必要があります。化粧品や貼り薬が原因のことが多く、原因が特定されるまではそれらの使用も控えます。

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