急性精巣炎キュウセイセイソウエン

急性精巣炎はどんな病気?
急性精巣炎は通常細菌やウイルス感染に伴って発症する場合が多く、陰嚢の腫脹や高熱等が症状として現れますが、排尿障害は伴いません。急性精巣炎はムンブスウイルスが原因となって起こる流行性耳下腺炎に伴って発症する場合が有ります。ムンブスウイルスが原因の精巣炎の場合は同ウイルスに有効な抗ウイルス薬が無い為対症療法しか有りません。通常は1週間位で治癒しますが長期化すると不妊症となる危険性が有ります。

急性精巣炎の症状
急性精巣炎に罹患すると、突然として精巣が硬く腫れて激しい痛みが生じます。精巣の片方に生じることが多い疾患ですが、両方に生じることもあります。症状の進行に伴って精巣を包んでいる陰嚢も赤く腫れ上がり、激しい痛みに加えて高熱を発するようになります。この疾患に罹患すると、精巣内の精子をつくる細胞がダメージを受けるため、造精機能に障害を生じることがあります。

急性精巣炎の原因
急性精巣炎は、男性が発症する病気の一つであり、主な原因としてはウィルス感染や風邪等が挙げられます。しかし、精巣炎だけ発症するのは稀でありインフルエンザ等、体温が非常に高くなってしまう際に、発症します。また、年齢としてはどの年齢層でも発症してしまう事があります。そして、性交をした後に誘発する事も原因の一つとして挙げられます。

急性精巣炎の検査と診断
急性精巣炎の検査方法は、耳下腺炎の先行の有無が確認された後、確定診断には咽頭の粘液や精液の採取によるウイルス分離が用いられます。また、急性精巣上体炎の先行もしくは併発している場合には、尿検査によりクラミジアなどの細菌感染の有無が調べられます。また血液検査によりウイルスに対する抗体の数値や、細菌による炎症反応の度合いが調べられます。

急性精巣炎の治療方法
急性精巣炎になる時のウイルスに対する特効的な薬はないので、治療法としては、症状を和らげる治療を行います。痛みや熱を伴うので、解熱のための鎮痛薬を投与して、陰のうの部分を冷却するように保ちます。痛みが完全にひくまでに、安静の状態を保ちます。特別な処置を施さなくても一週間程度で急性精巣炎はおさまってきますが、急性精巣炎が酷い場合は入院治療を行います。

急性精巣炎の初診に適した診療科目

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