真性てんかんはどんな病気?
てんかんとは、脳内の機能の障害によって発症する病気です。この病気には原因の特定されている症候性てんかんと呼ばれるものと、生まれついてこの病気をもっている真性てんかんと呼ばれるふたつのタイプがあります。生まれつきのてんかんである場合、その原因は遺伝子によるものと推測されてはいますが、詳しいことははっきりとはしていません。
主な症状
真性てんかんは意識が全く無くなってしまったりします。手と足が急にガクガクと動いたり、体全体のつっぱりも起きますし、体全体に痙攣が起こることもあります。症状がひどくなる前に気分が悪くなったり手足のしびれが起きたり尿失禁や口から泡を出したりすることもあります。短時間ではありますが脳機能に障害が起きたり、異常感覚を起こすのです。
主な原因
真性てんかんの原因としては、遺伝的な要因によるところが大きいと考えられています。正式な理由は分かっておらず、未だ不明となっているのですが、CT検査やMRI検査に異常がなく、脳波にのみ異常がある場合には、やはり生まれつき持っている遺伝子により、脳が発作を起こしてしまいやすい状態となり、それをきっかけとして引き起こされるものである場合が多いと考えられます。
主な検査と診断
真性てんかんの検査方法について紹介します。その方法は主に脳波検査、X線CT、MRIがあります。てんかんであるかどうかを調べる為には発症した時の状況や、実際に自分の状態を医者に診てもらう事で8割は診断をすることが出来ます。場合によっては脳は検査をする場合も出てきます。脳波検査で、脳波に臨床発作と、発作時脳波が記録されるとてんかんだと診断されることになります。
主な治療方法
複数の種類の抗てんかん剤を日常的に服用することで、真性てんかんを治すことが出来ます。抗てんかん剤を日頃から飲んでいると、意識を喪失する症状や痙攣を起こす症状が起こらなくなるので、問題なく日常生活を送る事が出来ます。発熱が長期間続いている時は、抗生物質の投与を受けると症状が治ります。アクセノンを使用した治療法なら発作を予防する事が可能です。
真性てんかんの初診に適した診療科目