カーリング潰瘍カーリングカイヨウ

カーリング潰瘍はどんな病気?
カーリング潰瘍は、広範囲のやけどなどを負った場合に急性の胃潰瘍を起こす病気です。重度のやけどを広範囲に体に負った場合、体には大きなストレスがかかります。そのストレスから、胃に炎症を起こして胃潰瘍が発症します。やけどの治療と共に、この胃に起こる潰瘍のような、やけどにより引き起こされる各種の臓器の疾患について注意が必要です。


カーリング潰瘍の症状
カーリング潰瘍の主な症状としては、発症が急で初期には食欲不振が典型的なものとなります。しかしながら、病状が重度になると突然の吐血や下血があり、消化管の穿孔などの重度の病状をきたすこともあります。これは十二指腸潰瘍に多くみられるもので、ストレス性の潰瘍で、火傷後に起こるものや、中枢神経系の外傷後に起こるもの、手術後に起こるものなど様々な種類があります。

カーリング潰瘍の原因
カーリング潰瘍の原因は、一般的な潰瘍と同じくストレスですが、中でも広範囲にわたる熱傷をうけた後に感じるストレスとされています。一般的に、熱傷は熱湯やアイロンなどの高温になるものに触れたときになり、皮膚に損傷を与えます。しかし、広範囲にわたるような熱傷は皮膚へのダメージだけではなく、あらゆる臓器や機能系にも影響を与えるのです。

カーリング潰瘍の検査と診断
カーリング潰瘍とは、広範囲熱傷(やけど)の後にできる消化性潰瘍(胃潰瘍)のことです。この病気の検査方法は、内視鏡により直接胃内部の状態を観察します。また、末梢血検査、便潜血、下痢便時の細菌学的検査や腹部単純エックス線検査を行います。熱傷レベルチェックの方法には、針刺法と抜毛法があり、熱傷度2または3を判定する方法です。

カーリング潰瘍の治療方法
カーリング潰瘍は広範囲熱傷受傷直後から生じるストレスなので、まず、ストレスの疾患の原因となる疾患部の治療をする必要があります。気道熱傷の場合には気道挿管を、気道支痙攣がある場合には気管拡張薬などを使用して、気道管理をします。また、潰瘍の治療法としてプロトンポンプ阻害薬、H2受容体抗体薬、止血剤を使用します。出血がひどい場合は、静脈路確保後に輸液・輸血を行います。

カーリング潰瘍の初診に適した診療科目

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