無菌性膿尿ムキンセイノウニョウ

無菌性膿尿はどんな病気?
膿とは白血球が細菌と戦い、それらが死んだ者によってできるもので、このような膿多くなり、白濁した尿のことを膿尿といいます。こうした尿は、膀胱炎・尿道炎・前立腺炎などの尿路感染症のときにみられ、しばしば細菌が検出されますが、細菌が検出されない膿尿を、無菌性膿尿といいます。これは、抗菌薬服用時や、尿路結核のときによくみられる現象です。

無菌性膿尿の症状
無菌性膿尿の症状は、排尿の回数が増えて、多い場合は20分から30分ごとに一度の回数となり日に10回以上となる場合もあります。そして排尿時に痛みを覚え膿尿がでるだけでなく時には血尿が出て尿の中に蛋白の陽性反応が出る場合もあります。そのため、回数の増加や痛みにより睡眠障害となり全身に倦怠感を感じ食欲不振となる場合もあります。

無菌性膿尿の原因
無菌性膿尿の原因となるものは、抗菌薬を服用していたり、尿路結石の時に見られる現象で、一般の膿尿のように白濁色をした尿ですが、尿を遠心分離器にかけても細菌は検出されません。また、川崎病急性期において、この症状がみられることもあるために、菌のみられない膿尿に白血球が多くに検出された場合には、川崎病の有効な手掛かりになります。

無菌性膿尿の検査と診断
抗菌薬を服用している場合や、尿路結核(にょうろけっかく)の時に見られる現象で、細菌が見つからなくて膿が混じっている膿尿だけのものを無菌性膿尿(むきんせいのうにょう)と呼んでいます。検査方法は専用の試験紙に少量の尿をつけることで、たんぱく・糖・pH・潜血・ウロビリノーゲン・白血球などの数値が、全て同時にわかってしまいます。

無菌性膿尿の治療方法
無菌性膿尿の治療法については、基礎疾患の治療を第一に優先することが大事になってきます。薬や抗菌剤はペニシリン系、セフェム系、キノロンカルボン酸系を主に使用し、場合によってはミノサイクリン、ST合剤、アミノグリコシッド系などの薬も使い分け安全かつ安価な薬を使用します。最終的な治療効果は、治療終了一週後の尿培養検査で判定します。

無菌性膿尿の初診に適した診療科目

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