ノロウイルス胃腸炎 ノロウイルスイカイエン

初診に適した診療科目

ノロウイルス胃腸炎はどんな病気?

ノロウイルス胃腸炎は下痢、腹痛、吐き気、腹痛、軽度の発熱が1~2日続く疾患です。このような症状が現れることなく、普通の風邪のような症状で終わるケースもあります。二枚貝や、感染者の便や吐瀉物を処理した際に手指に付着した細菌から感染します。感染力は非常に強力です。感染してしまったら治療薬はありません。なるべく安静にし、下痢や嘔吐で脱水症状にならないように水分補給には充分注意するようにします。

主な症状

ノロウイルス胃腸炎の主な症状として、吐き気や嘔吐、下痢、発熱などがあります。これらは1日から2日ほど続きますが、人によっては軽い風邪くらいで済む場合もあります。ノロウイルスの感染力はとても強く、たとえ下痢や嘔吐などが治まっても、1週間ほどは便に排出され人に感染する恐れがありますので、手洗いなどはしっかりと行うことが大切です。

主な原因

ノロウイルス胃腸炎にかかる原因は、人から人への感染と、汚染した食物を介して感染する経路があります。ノロウイルスに感染した人の便や吐物を処理した際に、手指を介してウイルスが口から入った場合や、感染した人が十分に手洗いをせず調理した場合に感染します。また、汚染されたカキやシジミなどの二枚貝を、生や十分な加熱処理をしないで食べた場合に感染します。

主な検査と診断

ノロウイルス胃腸炎の検査方法は、患者の便や嘔吐物を検査してウイルスの検出を行います。酵素を用いて便にウイルスを反応させることで検出を行うスクリーニング検査もありますが、ウイルスの量が少量の場合に検出できないことがあります。ノロウイルスの検査は、ノロウイルス感染症の可能性が職種によっては職場管理上の問題となるため確定診断の検査が行われます。

主な治療方法

ノロウイルス胃腸炎とは、ノロウイルスによる感染症のひとつで冬場に流行する傾向があります。ほとんどの場合、経口感染で下痢とともに嘔吐を引き起こすことが多いのが特徴です。有効な抗ウイルス薬がないため、治療法は対症療法となります。下痢や嘔吐で水分が不足しますので、水分補給をこまめに行い体力を消費しないようにすることに気を付けましょう。脱水症状がひどい場合は、病院で輸液を行なう必要があります。