アトピー白内障はどんな病気?
アトピー白内障は、アトピー性皮膚炎を患っている人がかかりやすい病気です。初期症状の段階では目の痛みがありませんが、症状が悪化していくにつれて目の違和感を感じるようになります。さらに視力が徐々に低下していくので、日常生活や仕事に支障をきたすようになります。目のかゆみを感じる症状が出てきます。眼科に通って手術を受けると治すことが出来ます。
主な症状
アトピー白内障の症状としては、アトピーにともなっておこる白内障になってきます。二十歳前後の、若い方などの両眼にみられることになっていきます。視力の、低下などもあらわれてきます。網膜剥離などもみられることが多く通常のものよりも進行なども遅くなっていて気がつかないで進んでしまっているという事がおおくなっているものになっていきます。
主な原因
アトピー白内障の原因としてあげられるものが、アトピー性素因をもっているひとがこの病気になっていくものになります。水晶体蛋白にたいする免疫反応であったりステロイド薬の副作用などによっておこることが考えられています。また眼のまわりがアトピーによってかゆくなってしまうために手でかきすぎてしまうなんてことも誘因になっていきます。
主な検査と診断
アトピー白内障の検査方法とは、まず患者の目の症状を問診します。極度に眩しさを感じる事はないか、物は見えずらく無いかです。そして視力を図ります。眼鏡を使用している場合は裸眼での視力と比較します。そして目の状態を詳しく検査する為に、専用の機械で眼球に光線をあてて眼球の内部を詳しく検査します。そこで異常が分かれば詳しい病名が下されます。
主な治療方法
アトピー白内障の治療法は、老人性白内障の治療と同じく、著しく視力が低下すると手術になります。超音波水晶体乳化吸引術を行い、眼内レンズを挿入しますが、網膜剥離を併発している場合は、レンズを入れません。局所麻酔で10分から20分で終了します。レンズに危険はなく、10代で挿入しても、寿命まで品質に変わりはないと考えられています。