上腕神経痛はどんな病気?

上腕神経痛とはどんな状態かというと、神経痛の一つで、首の左右どちらかの部分、あるいは肩、腕、手などの広範囲にわたって痛みやうずき、しびれ、しこりがあって異常をきたすことをいいます。比較的に多くに見られる症状です。
メディカルチェックを受けた後、頚椎の緊張をほぐしたり頸部の筋肉を和らげたりのなるべく早めの治療を始める必要があります。

上腕神経痛の主な症状は?

上腕神経痛の症状とは、頸椎や肩、腕、手といった上半身の広い範囲において、痛みやしびれ、疼きなどが起こるといったものです。
また、場合によっては腕や手首、手の脱力感を伴うこともあります。痛みやしびれがあらわれた患部やその周辺、頸椎部などを圧迫することにより、余計に痛みやしびれなどが増してしまうということが特徴としてあげられます。

上腕神経痛の主な原因は?

上腕神経痛は腕の痛み、痺れを伴うもので、症状の場所によって傷害している部位が異なるので、その傷害がこの病気の原因です。
また、神経的な症状として、頸椎の神経出口部位での脊椎症やヘルニアのような障害も要因の一つとなります。
さらに、腕にある神経や血管が圧迫されたことにより、中枢神経に異常を起こし、発症してしまうという場合もあります。

上腕神経痛の主な検査と診断方法は?

上腕神経痛の検査方法は通常の神経痛と同じくレントゲンだけではなく、他の病気からきている場合もあるので血液検査、CTスキャン、MRIなどの検査、触診も大変重要です。中枢神経の障害や末端神経の障害ということもありますので専門の医師の診断と検査が必要です。
いろいろな原因が考えられますので医師の指示に従い検査を受ける必要があります。

上腕神経痛の主な治療方法は?

上腕神経痛の治療法は、神経根障害の場合においては頸椎の調整を行ったり、頸部の筋肉の緊張をほぐしたりなど、神経異常を調整します。頸椎や椎間板の状態によっては、治療に時間がかかる場合もあります。
ヘルニアなどのグレードが高い場合は、手術を行う場合もあります。頸部の前、中斜角筋部、鎖骨下腔、小胸筋下部などによる圧迫は、矯正や筋肉操作を行います。

上腕神経痛の初診に適した診療科目