中毒性巨大結腸症チュウドクセイキョダイケッチョウショウ

中毒性巨大結腸症はどんな病気?
中毒性巨大結腸症とは炎症性腸疾患や感染性腸炎が急激な悪化をすることにより大腸の動きが停止し、大腸の内部にガスや毒素が溜まりだし、大腸が大きく膨らんでくる病気です。発熱や脱水症状、精神状態の異常が認められる全身症状が同時におこります。炎症性のものや感染性のもの以外のこの症状を誘発するものは、バリウムを使用した腸のエックス線検査、大腸内視鏡検査、ステロイド治療の中断、腸管運動抑制剤の投与です。


中毒性巨大結腸症の症状
中毒性巨大結腸症の症状は、他の病気の手術を行った後に発症することが多く、38度以上の発熱や脈拍の増大、脱水、精神状態の異常などが現れます。白血球が増加したり貧血になることもあります。詳細な発生頻度などは不明で、腹部が異常に膨張したり、下痢を起こしたりもします。この病気を疑った場合には、腹部をレントゲン撮影して確認をすることが必要になります。

中毒性巨大結腸症の原因
中毒性巨大結腸症の原因は、腸管の激しい炎症症状により起こるものです。腸管が炎症を起こすため、腸管の本来の動きが麻痺してしまい肥大してしまいます。腸管が激しい炎症を起こす要因として挙げられるものとしては、潰瘍性大腸炎やヒルシュスプルング病、カンピロバクターへの感染、あるいは潰瘍性直腸S状結腸炎などの病気があります。こうした病気が元で強い炎症を引き起こします。

中毒性巨大結腸症の検査と診断
中毒性巨大結腸症の検査方法にはいくつかのステップがあります。まず始めにX線での結腸の拡張所見を行います。そして、38度以上の発熱があるか、脈拍が120位上あるか、白血球の増多が認められるか、貧血であるかどうかという四つの項目のうち二つ以上当てはまるかどうか診断します。それに加えて脱水症状、電解質異常、低血圧、意識障害のうち一つ以上当てはまる場合に罹患しているという判断が下されます。

中毒性巨大結腸症の治療方法
中毒性巨大結腸症とは、重度の全層性炎症が原因となって結腸の拡張および穿孔が起きる救急疾患のことであります。この病気の治療法としては、結腸が穿孔してしまったり拡張している部分から便が腹膜に漏れ出す可能性があるのでの外科的手術を行い感染症などを防ぐことがまずとられます。その後はステロイドを投与して炎症を抑えて予後をみることになります。

中毒性巨大結腸症の初診に適した診療科目

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