黒にきび クロニキビ

初診に適した診療科目

黒にきびはどんな病気?

黒にきびは皮脂が空気に触れて酸化してしまい毛穴の表面が黒く見えてしまうものです。初期段階のニキビでまだ炎症は起こしていません。
場合によっては自然に治ってしまうこともありますが、できるだけ早くニキビケアすることをおすすめします。
ほうっておくと炎症が起こり膿を持ち赤ニキビになることもあります。

主な症状

余分な古い角質が皮膚の表面から剥がれずに、外へ開いているはずの毛穴が塞がってしまうと白にきびは黒にきびへと変化します。
症状は、皮膚の毛穴に詰まった皮脂が空気に触れる事によって酸化し、毛穴を盛り上げて皮脂が黒くなります。特に鼻の頭にポツポツとイチゴのような状態になる事が多く、さらに炎症を起こすと、赤にきびへと悪化してしまうこともあります。

主な原因

黒にきびとは、白にきびの段階で治らずに悪化したものを言います。白にきびを指で押して角栓を取り出すことによって毛穴が広がり、そこから細菌が入ってしまうのが原因です。角栓を取った時ににきびのまわりの皮膚を傷つけてしまい、イチゴのように肌がぶつぶつとなってしまいます。
これが悪化すると赤にきびになり、治った時に跡が残る確率が高くなってしまいます。

主な検査と診断

黒にきびの検査方法には、特別なものはありません。診断は主に医師の問診、視察によって行われます。食生活、睡眠時間、女性なら生理の周期などを含めたライフスタイルや、これまでの経過も診断と今後の治療の手掛かりとなるので重要です。
また、皮疹数を数えることによって、軽度から最重症までの4段階で評価をします。芯が空気と反応して黒くなった炎症なので、視察でも十分鑑別することができます。

主な治療方法

黒ニキビは洗顔や角栓のケアをすることで改善することができます。自分でのケアが不安な場合は皮膚科で治療してもらうこともできます。
病院での治療はビタミン剤や飲み薬、塗り薬などの薬を処方される場合が多いです。
また、ピーリングをして治療していくこともあります。