挫滅症候群ザメツショウコウグン

挫滅症候群はどんな病気?
長時間、筋肉を圧迫され続けると血液の流れが悪くなり、筋肉に十分な酸素や栄養素が行き渡らなくなります。そのような状態になると筋肉は麻痺を起こし、さらには横紋筋が融解を始めるようになります。その結果、腎不全や高カリウム血症などの全身的な異常を招いてしまいます。このような全身的な異常が起こってしまうことを挫滅症候群と呼びます。


挫滅症候群の症状
挫滅症候群の症状としては、意識の混濁、皮膚や粘膜が青紫色になるチアノーゼ、失禁、麻痺、感覚障害、むくみなどがあります。尿の色が茶色になったり、量が減少するという特徴もあります。感覚障害の特徴は、痛覚と触覚の消失です。その他には心室細動、心停止が引き起こされたり、腎臓の尿細管が壊死して急性腎不全が引き起こされたりします。

挫滅症候群の原因
挫滅症候群とは体の一部分、特に四肢が自然災害や戦争で起きた災害、転落や倒壊した建物の下敷きなどのなんらかの事故が原因で起こります。長時間圧迫される事により、筋肉が損傷を受けてしまい組織の一部が壊死してしまいます。その後壊死した細胞からカリウム、ミオグロビン、乳酸などが血液中に漏出され、高カリウム血症により心停止などが起こります。

挫滅症候群の検査と診断
挫滅症候群(ざめつしょうこうぐん)についてです。血流障害が、筋肉が持続的に圧迫されたことによって起こります。その圧迫された筋肉が麻痺を起すだけではくて、横紋筋(おうもんきん)の融解により、全身的な異常を示す症候群とされています。検査方法によりますが、血液濃縮・代謝性アシドーシス・高クレアチンキナーゼ血症・低カルシウム血症などの異常が検出されます。

挫滅症候群の治療方法
挫滅症候群とは、筋肉が持続的に圧迫されたことで血流障害が起き、その筋肉が麻痺するだけでなく横門筋の融解により、高カリウム血症、ミオグロビン血症、凝固障害、腎不全など全身に異常をきたす病気です。この病気の治療法は、乳酸リンゲル液の大量輸液により体液と電解質の補正を行います。また必要に応じて血液透析を行います。損傷肢の腫れや炎症の組織圧が50mmHgを超えたら、減張切開を行ないます。

挫滅症候群の初診に適した診療科目

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