正常眼圧緑内障セイジョウガンアツリョクナイショウ

正常眼圧緑内障はどんな病気?
通常、緑内障とは眼圧が高くなることで視神経が圧迫されて視野狭窄が起きる病気です。しかし、正常眼圧緑内障では眼圧が正常値であるにも関わらずに視野狭窄が起き、緑内障の約7割を占めています。緑内障の失明率は糖尿病性網膜症に次いで2番目に多いとされています。加齢が危険因子とされているため、30最からの定期的な検査が早期発見の鍵となります。


正常眼圧緑内障の症状
正常眼圧緑内障の症状は、一般的な緑内障に見られる眼圧の上昇が現れずに、眼圧が正常値のまま、5年から10年の長い年月をかけて少しずつ進行します。視神経乳頭の委縮の進行に伴って、視野欠損が起こります。早期には、中心部分の視野欠損が見られますが、両目で見ている場合には、視野欠損に気がつかない場合もあり、自覚が遅れる原因になっています。

正常眼圧緑内障の原因
正常眼圧緑内障の原因は、まだはっきりとは分かっていません。いくつかの説があり、近視の人では、眼圧に対する耐性が人より低いため発症すると言われています。また、過度のストレスが溜まることにより、活性酸素により発症が促されるという説もあります。薬の長期服用や過度な労働などが、ストレスの要因となってしまいます。他には、免疫説、循環障害説もあります。

正常眼圧緑内障の検査と診断
正常眼圧緑内障の検査方法は、眼圧検査の他に、眼底検査や視野検査を行います。眼底部の網膜や視神経を調べる眼底検査は、緑内障の他にも眼底出血、網膜剥離、動脈硬化などを見つけることができます。視野検査では、視野狭窄の進み具合を調べます。早期に発見して進行を抑えるためにも、40歳を過ぎたら、緑内障の検査を行うのがよいでしょう。

正常眼圧緑内障の治療方法
正常眼圧緑内障の治療法は点眼による薬物療法が基本になります。房水の排出を促したり、逆に房水の生成を抑えて眼圧を押し下げます。できるだけ少ない薬で眼圧を下げながら、副作用で視神経に傷害を与えないようにします。薬で十分に眼圧が下げられない場合はレーザー治療や手術をします。手術は線維柱帯切除術がもっともよく行われますが、眼球炎などの合併症を引き起こすことがあります。

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