ふらつき

初診に適した診療科目

ふらつきはどんな病気?

ふらつきとは、自分の意志には反して身体がふらふらとしてしまい、時には倒れてしまうこともあります。
この症状は、様々な病気が考えられる為、自覚症状のみでは診断しにくく、他の症状も含めて受診してみると良いです。
歩行だけの問題なのか、それとも他に脳や目、耳、血液、神経など多くの病気の可能性があるので、それに伴った症状が出ていないかを注意していくことが大切です。

主な症状

ふらつきの症状は、歩行の際に足下がおぼつかなくなることです。ふらふらとした感覚に陥り、まるでめまいでも起こったかのような感覚に襲われます。
身体の均衡を保つことが非常に難しくなることがこの病気の特徴です。
きちんと歩行ができなくなるだけでなく、三半器官が不調を訴えているのでめまいがしたり、身体のバランスそのものに負担がかかっています。

主な原因

ふらつきの原因は様々で、寝不足や軽い体調不良で起きたものから、重大な病気が隠されていることまで幅広くあります。
脳梗塞では、発作の前に前触れとして起こることもあります。
検査をしても体に異常がない場合、神経的な問題が考えられます。自律神経に問題があって起こることが多く、不安神経症やパニック障害などの心の病気でも頻繁にみられます。

主な検査と診断

女性が普段と違うふらつきをしている場合による検査方法として、血液検査を重視します。理由としては、生理などによって、貧血による血液中の赤血球の減少による要因によって、ふらついている場合があります。
通常は症状の程度を問診して、必要であればふらつきの程度を調べるために重心動揺検査を行ったりします。

主な治療方法

ふらつきの治療法は、その原因によって様々です。他の疾患が原因ではない場合は血液のめぐりをよくしたり、健康的な生活を送ることで改善することが多いです。朝方、起きて間もないときに冷たい水を浴びると、血液の流れがよくなり、治療としての効果があります。
また食事を改善したり、スイミング、ウォーキングなどの運動で下半身を鍛えると、ふらつかないようになりやすいです。水分補給も重要なので、適度に摂取しておくと良いです。