非定型抗酸菌症ヒテイケイコウサンキンショウ

非定型抗酸菌症はどんな病気?
非定型抗酸菌症は、水や土に広く生息する菌のことで何かしらのきっかけで、免疫力の低下した肺に感染し、病巣を作りだすのです。発熱、血たん、膿状のたんが出ることが特徴です。X線検査やCT検査で過去の結核による空洞性病変や散布性の小結節影と気管支拡張像が見られます。喀たんの培養検査で同一の抗酸菌が検出されると原因菌とみなされる病気なのです。

非定型抗酸菌症の症状
非定型抗酸菌症の自覚症状は無く、胸部検査や結核の経過観察で偶然発見されることがほとんどです。本症を持っている人に共通してあるのは咳やたん、中には喀血もあります。進行している場合は発熱、呼吸困難、食欲不振、痩せなどがあります。しかし菌そのものの力が弱いため重症化しないことがほとんどです。本症は60代以上(男女差は無い)に多く発症します。

非定型抗酸菌症の原因
非定型抗酸菌症の原因は、人体が非定型抗酸菌に感染することにより発症するものです。抗酸菌のうち、結核菌以外のものを非定型抗酸菌と呼びます。こうした非定型抗酸菌によって人間の体が侵食されると、特有の病状を発症します。この非定型抗酸菌は、種類が多いのが特徴です。非定型抗酸菌は、主に肺に感染して、病気を引き起こす要因となります。

非定型抗酸菌症の検査と診断
非定型抗酸菌症の検査の糸口としては、胸部のX線・CTの画像診断です。異常陰影があり、なおかつ喀痰等の検体から非結核性抗酸菌を見つけ出すことにより診断されます。しかし菌は自然界に存在しており、たまたま喀痰から排出されるケースもあるので、検査は特徴的画像所見、呼吸器疾患の否定、2回以上の菌陽性での検査方法をして臨床所見と一致することが必要です

非定型抗酸菌症の治療方法
非定型抗酸菌症は、発症の元となる菌の種類や発症箇所、症状によりの治療法は異なります。基本的には、結核と同様、抗結核薬を組み合わせた投薬治療を行います。完治するまで薬を続けないと、かえって悪化することもあり、注意が必要です。また、病変部が限られている場合は、投薬治療後に手術を行うことがあります。なお、薬の中には肝臓に負担をかける種類がありますので、飲酒は控えましょう。

非定型抗酸菌症の初診に適した診療科目

非定型抗酸菌症の専門外来

非定型抗酸菌症に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ