低ナトリウム血症テイナトリウムケッショウ

低ナトリウム血症はどんな病気?
低ナトリウム血症とは、体の血清ナトリウ濃度は135~150mEq/Lの範囲にきちっと調整されているけれど血清ナトリウム濃度が135mm以下になってしまった状態を、そのように定義します。日常見られる水電解質異常の中で、一番多い症例の一つです。下痢、嘔吐、発汗過剰、慢性腎不全等で、水分とともにナトリウムが失われた際に、水分のみ補給すると、このような症例になることがあります。


低ナトリウム血症の症状
低ナトリウム血症においては、血液中のナトリウム濃度が低下することによって、さまざまな症状が確認されるようになります。もっとも代表的なものが、神経の活動に関連するような現象です。ナトリウムというのは、カルシウムなどと同様に、神経の活動に必要なイオン物質です。これが不足することによって、痙攣などが起こる場合があると考えられます。

低ナトリウム血症の原因
低ナトリウム血症の原因は、普通は水分のとりすぎによるものが考えられます。水分をたっぷり摂るというのは重要ではありますが、しかしこれをあまりにも一気にとりすぎてしまうと、それが血液を薄めることで血液中のナトリウムが薄くなってしまうのです。そして塩分の摂取忘れも理由の一つで、塩分が対外に排出されているのに補給しなかった場合でもこの病気になることがあります。

低ナトリウム血症の検査と診断
低ナトリウム血症の検査方法とは、簡単に言えば、血液のナトリウムの濃度を観測する方法です。例えば、血液検査や尿検査などです。更に、血清ナトリウム、血清浸透圧、血糖、中性脂肪、総蛋白、アルブミン、コルチゾールACTHと呼ばれる血清の一種、TSH、尿ナトリウム、尿浸透圧、レニン活性、と呼ばれるものが注目されます。ナトリウムの量の観測を阻害するものもあるので、それらを除外するための工程もあります。

低ナトリウム血症の治療方法
ナトリウムが多く失われた場合の治療法は、生理食塩水かそれより高濃度の食塩水を点滴してナトリウムを補給します。逆に水分過剰な場合は水分制限と塩分制限をして、低ナトリウム血症を引き起こしている原因の治療をします。精神的なものによる時は心理療法が主体になります。分泌異常症が原因の場合は水分制限をより厳格にし、必要な場合はナトリウムを補充したり尿量を多くする薬剤を服用します。

低ナトリウム血症の初診に適した診療科目

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