糖尿病はどんな病気?

インスリンを生産する膵臓の細胞が破壊・消失することで発症する病気です。

主な症状

症状は喉の渇き、大量の水分の摂取、多量の排尿・尿の甘い臭い、体重の減少があり、その他には身体的な疲れや外傷の治癒力の低下もあります。発症の原因は自己免疫やウイルス感染などがあります。

主な原因

糖尿病は1型と2型の2つに分けられます。1型は何らかの原因(インスリンを作る細胞が破壊される事がメイン)で膵臓から発生するインスリン分泌が低下して、10代で発症する事が特徴的です。
2型はこの病気の90%程度を占めており、食習慣の偏り(脂質や炭水化物ばかりの食事)・飲酒・喫煙・運動不足・肥満で発症する可能性が高くなりますので注意が必要です。

主な検査と診断

糖尿病の検査方法には、尿糖検査、血糖検査、ブドウ糖負荷試験、グリコヘモグロビンAicというのもあります。このうち、グリコヘモグロビンAicは、一回の採血で、過去1-2ヶ月かんの血糖の平均値のようなもの、いわゆる指標がわかるため、大変便利で有用な検査になります。
尿糖検査も有用な方法なのですが、他の病気の症状でも一時的に陰性になることがあるため、必ず他の検査と一緒に受けるのが有効です。

主な治療方法

糖尿病の治療法には、食事療法と運動療法があります。食事療法では、それぞれ個人の身体活動量に合わせた食事をし、自分に合った分量の食事で必要な栄養素を全て摂取するようにします。
運動療法では個人に合わせた運動メニューを作成し、実行します。継続しなければ意味がないので、無理がなく少し汗ばむ程度にしておき、時間帯は食後1時間から2時間後に行なうようにして下さい。
そうすることで食後の血糖上昇が抑えられます。

糖尿病の初診に適した診療科目