膝の痛み ヒザノイタミ

初診に適した診療科目

膝の痛みはどんな病気?

膝の痛みで考えられる病気は多数あります。肥満の人はその体重分膝に負荷がかかるので、ひざが痛む可能性が高いです。
膝のけがとしては靭帯が損傷していたり、半月板が損傷していたり様々です。
その中でも、半月板は消耗品です。負荷をかければかけるほど、けがをする確率が高まります。
また、スポーツ選手は、ジャンパー膝というけががあります。ジャンパー膝とは、太ももの筋肉が骨の成長についていけずにおこる病気です。

主な症状

膝の痛みの症状とは、まず膝の間接に負担がかかった時に起こります。階段を使っている時や、急な坂道を歩いている時がそうです。そして 座っている状態から立ち上がる時にも痛みが起こります。
このような痛みを引き起こすのは関節に問題がある事がほとんどです。
手に何か重いものを持った時にも重みを支える為に膝に負担がかかりますから痛みが走る時があります。

主な原因

膝の痛みの原因は膝関節にある軟骨や半月板に損傷があるから起こります。
膝は人体の中で最も負荷がかかる部分であり、歩いているだけで体重の3倍の負荷がかかります。
負荷がかかり続ける事により徐々に軟骨がすり減ってきて骨が接触するようになります。
骨が接触する事により痛みを感じるようになります。軟骨のすり減りは少しずつ進行するので年配の人に多くみられる症状です。

主な検査と診断

膝の痛みを調べる検査方法は、症状によって違いますが血液検査と間節液検査をします。
血液検査では白血球の量と、赤血球の沈殿速度C反応たんぱくの値から炎症反応を起こしていないかを調べることが可能です。
間節液検査は間節液の成分や色を調べることによって病気の種類を診断する参考になります。
そしてレントゲン、MRI,CT、造影検査などの方法があります。

主な治療方法

膝の痛みの治療法は大きくわけて二つあります。一つは患部を切開して様々な処置を施す「手術療法」です。
二つ目は手術を行わない方法で、その種類はさまざまですが、総称して「保存的療法」と呼びます。
初めは一定期間保存療法を行って、それでも改善が見られないときは手術療法も検討するという流れが現在では一般的な方法として知られています。