O脚 オーキャク

初診に適した診療科目

O脚はどんな病気?

O脚とは、正式には内半膝と言います。両脚が少し外側に向いているため、立ったときに膝と膝との間があいており、Oのように見えることからそう呼ばれています。
両方の足首をつけて立ち、成人の指が3本異常入れば、症状が強いと言えます。
しかし、これといって特に生活に支障はないため、治療する必要はありません。

主な症状

O脚の症状は、両足のくるぶしを揃えて直立した時に、ひざが外側に広がって、くるぶしがついているのに膝がつかなくなります。きれいに真っ直ぐと脚が伸びずに、脚がアルファベットの《O》の形のようにまるくひざ部分が広がってしまう状態になります。
外見的なものが主なものですが、病状が悪化してしまうと痛みや機能障害をもたらすこともあります。

主な原因

O脚の原因には、生まれつきのもの、骨の形成不全などの病的な要因、怪我によるものがありますが、殆どは運動不足や姿勢不良、座り方の癖などの生活習慣によるものです。
生活習慣によって、内転筋群や臀部筋群、大腰筋など、腰周辺や脚の筋力低下や、骨盤や股関節の歪み、膝関節の変形などが生じ、それらが複合的な要因となって引き起こされます。

主な検査と診断

自分がO脚かそうでないか、調べる検査方法があります。まず、両足のくるぶしをつけた状態で足をそろえて起立した際に、左右の膝がつかずに離れている状態であればそうです。
医療機関では問診をし、立ち方や歩き方を調べます。必要であればレントゲン検査などを行い診断していきます。

主な治療方法

O脚の治療法については、主にマッサージやストレッチなどで矯正すれば治ります。
自宅でも出来る方法としては、スクワットは筋肉バランスの崩れを整えてくれるので、治療として有効です。
また、ストレッチも自宅で出来る方法があるので改善に繋がります。この様に自力で出来る方法もありますが、一般的に完全な治療を望むなら、専門医にかかることが大事です。