ライム病ライムビョウ

ライム病はどんな病気?
ライム病は、ネズミや野鳥などを保菌動物としてマダニによって媒介される細菌スピロヘータによる感染症のことです。感染初期の頃は、大抵は遊走性紅斑が出て、関節痛や頭痛、筋肉痛、発熱などインフルエンザに似た症状が出ます。その後病原菌が全身に行くと神経症状や筋肉炎や不整脈などの症状が出ます。感染から数か月後くらいには慢性関節炎や角膜炎を生じます。

ライム病の症状
ライム病の初期はマダニに刺されてから10日から14日後、刺された部分に赤い斑点が出ることから始まります。そして周辺皮膚に赤い部分が広がっていき、その後は疲れや発熱、関節痛を引き起こします。これが約1ヶ月ほど続くのです。更には循環器症状として心膜炎がみられたり、顔面神経麻痺、髄膜炎などが発生し慢性化してしまうケースもあります。

ライム病の原因
ライム病の原因は、細菌に感染することとなっています。スピロヘータの一種のボレリアの感染が元になってでてくるもので、細菌を持っているマダニなどから刺されることによって発症します。細菌そのものは一度ヒトにうつったら、あとから二次的に広がるということはなく、ヒトからヒトにうつったり、または動物からの直接の感染というものはありませんから、安心してもいいでしょう。

ライム病の検査と診断
ライム病の検査方法には、大まかに、ボレリア抗体検査、PCR法によるボレリアDNAの検出があります。前者は、イムノブロット法によって抗ボレリアIgM、およびIgG抗体を約0.1ml程度髄液や血清を採取して調べます。また、感染早期の疑いがある場合、ペア血清による抗体検査を試みることがあります。一方、後者は、刺咬マダニや患部の皮膚組織、体液からの病原体を検査します。

ライム病の治療方法
ライム病の治療法は、主に抗生剤によるものが行われています。神経症状の有無や状態によって使用される抗生剤は異なります。(セフトリアキソン、ドキシサイクリン等)2~4週間服用し、様子を見て投与されます。薬剤についての体制ができてしまうということは今のところ無く、抗生剤の投与を続けることによって治すことが一般的とされています。

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