『中枢性疼痛だからこそ漢方は効く』

『中枢性疼痛だからこそ漢方は効く』
先日の線維筋痛症東京フオーラム研究会に依れば、中枢機能障害性痛は脳機能障害で有り脳幹部炎症であろうと確認されるる有ります。

当然BBB血液脳関門を5分程度で侵入可能な漢方製剤は、証気血水五臓六腑の診断さえ合えば、即効性が期待出来ます。

和漢は基本が植物性を主としているので、効果は弱いでしょうが、中医は動物性が可成り入る為、効果も期待可能。

化学物質である西洋薬の方が強い効果は期待出来ますが、即効性は余り期待出来ないので、漢方製剤の診断さえ誤らなければ、より期待可能です。

西洋薬や現代中枢機能障害性痛の研究をすればする程、売り上げや商売には直接結びつき難い漢方治療ですが、反面効果を得る為には絶大な差に成りますから、漢方の研究を追及する必要を感じます。

加療初期から漢方だけで中枢性慢性痛に対処させるのは、現実的には厳しいでしょうが、3ケ月で有る程度目安が出て、そこから３～６ケ月で維持期を経過させた後ならば、充分に漢方製剤と頓服西洋薬位で７～８割程度の除痛維持は可能な時代です。

その数ケ月も我慢出来無ければ、それは軽快を自ら否定拒否した様なモノです。
又薬や注射等の副作用が怖くて内服も出来ないので有れば、それはその痛みは御本人の評価よりは現実には可成り少ない低い痛みなのかもしれません。

真に痛みで困られて居る方は貪欲に治療に向かう方が多いです。

しかしこれは治療に限らず、スポーツでも勉強でも趣味道楽でも同じです。