医師の回答待ち

治療に際しての切実なお願いです

寺田 壮治の写真
寺田 壮治
『治療開始に際しての切実な御願いです』
特に初診時に患者さんへのお願いです。

当院では、線維筋痛症やメンタルペインや体感幻痛等の『不明慢性痛』や帯状疱疹後神経痛や糖尿病性末梢神経障害痛等の長期に渡って継続して居る『神経障害性痛(俗に言う神経痛等)』を治療させて頂いて居ります。

当院での処方薬は、比較的安全な和漢~中医学漢方製剤も有りますが、抗癲癇薬、抗欝薬、医療用准麻薬製剤、非定型抗精神病薬、抗パーキンソン症候群薬等とかなり強い薬も投薬させて頂いて居ります。

故に、御薬の内服を急に中止したりすると、意識障害始め多くの副作用としての離脱症状が現れることが有り得ます。
内服量や期間にも依りますので、全員に起こるか否かなは未明です。

痛みを緩和させるよりも、内服自体を中止させたいのであれば、処方医に御相談の上、徐々にフエードアウトさせて行けば、なんの副作用も無く綺麗に離脱可能です。

急にやめると危険です。
お願いですから、急にだけは内服中止しないでくださいませ。
必ず処方医主治医に御相談の上減薬しましょう。

調剤薬局様に御相談されても時間の無駄です。
理由は、現医療法範疇では、調剤薬局様は病名も検査データも知らされないままなので、一般的な薬効と副作用しか患者さんに提供してくれません。
治療薬の真意は処方医しかわかりません。
故に他院で他の医師に御相談されても、調剤薬局様と同じで、真の病名や検査データも未明なので、一般的な御話しか出来ず、真理が未明なままなのです。

未明不明な点は、必ず主治医処方医に直接お尋ねください。

その辺を充分御理解して頂きたく、初診時は『特に詳細な御説明』をさせて頂いて居ります。


何も闇雲に何年も内服継続させる訳では有りません。
慢性痛軽快後、上記の強めの御薬は早々にフエードアウトさせて、日常は漢方系製剤のみ内服させ、一部離脱症状の起きにくい西洋薬を頓服内服への変更は可能なのです。
飽くまで初期の慢性痛を緩和させる数ヶ月の間だけです。

其処が我慢出来ないと言う事は、感じられている『不明慢性痛』は、思ったよりも重篤では無く軽症とも言えます。
その場合は、早く治そうと思われないで、ゆっくりと漢方系製剤の様な穏やかな薬のみで徐々に緩和させて行くと言う治療法も有ります。
又は投薬無しで、運動療法や認知行動療法及び『我慢』と言う選択も有ります。

『重篤に痛いから何とか早く緩和させてください』とリクエストを受ければ、上記の強めの御薬の投薬に至りますが、『大した痛みでは無いのでゆっくり穏やかに治療希望します』とお伝え願えれば、漢方だけで行く手段も選択可能なのです。

お願いしますから、最初に以上のリクエストをお申し付けくださいませ。

寺田クリニック/寺田拝

この投稿は医師の回答待ちです。
医療会員に登録して回答しませんか?