腰痛の原因と今後の生活について

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みんみ
(女性 / 40代)
既往症…ぎっくり腰(中2)、帯状疱疹(20歳位、左側腰と大腿部)、座骨神経痛(左臀部、出産後から継続中)、左側臀部から大腿部から左足裏にかけ神経痛のような痛み(3年前、41歳)、そして最近、突然動けなく なるくらいの腰痛。レントゲンでは、第5腰椎が第4腰椎より小さいでした。(3年前から)どうすれば骨は治りますか?エアロビやテニスはしない方がいいですか?ただの老化現象?このまま悪化したら、何の病気?心配です。宜しくお願いいたします。
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寺田 壮治
御質問頂き有難うございます。

長く痛みを患っておられですね。
詳細は未明ですが、多分、中枢機能性障害性痛と言うメンタル系絡みの慢性痛に至って居ると考えます。

この場合は急性期痛/侵害受容性痛を診る『整形外科』さんや主に帯状疱疹後神経痛や糖尿病性末梢神経障害性痛やや三叉神経痛や慢性肩こり腰痛/神経障害性痛を診る『ペインクリニック内科』さんでは範疇外と予想します。

本来は『日本線維筋痛症学会』に所属する医師に受診される事を御薦めしますが、上手く通いきれないとか予約が取れない場合は、慢性痛を診てくださる『心療内科』さんや『精神科』さん又はメンタルを診てくださる『ペインクリニック内科』さんや『漢方内科』さんに御相談された方が、解決の糸口が早く見つかると思います。

2015年ではこう言う不明慢性痛は、認知行動療法や軽度運動療法や各種注射療法や投薬に依り、可成のところ迄『減痛可能』な時代です。
諦めないで、前向きに専門医療機関に受診される事を御薦めします。

痛みと戦う気持ちは強く持っても、精神的に追い込んでまで頑張る事は逆効果です。
ここでもリラックスした心を持っていただきことがポイントです。
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寺田 壮治
エアロビやテニスなどの激しい運動は、有酸素運動モードを超えて、無酸素運動エリアに入る事が多く、低酸素になり、疼痛は増加します。できましたらば、低強度有酸素運動と筋トレが御薦めですし、疼痛緩和の意味ではセロトニンを誘発させるヨガや太極拳が宜しいと考えます。