私が医師として臨床を始めた頃、腹腔鏡手術は一部の良性疾患に限定されていました。しかし現在では、多くの悪性腫瘍に対しても低侵襲手術が標準治療として導入されています。従来の開腹手術に比べて身体への負担が少なく、回復も早く、入院期間の短縮にもつながります。 とはいえ、良性疾患では今もなお長期入院が前提となる場面が多く、特に鼠径ヘルニア(脱腸)・虫垂炎・胆石症などは、腹腔鏡で日帰り手術が可能にもかかわらず、入院による時間的・金銭的コストを要するのが現状です。私はこの点に課題を感じ、治療効果を損なうことなく患者様の負担を最小限に抑える日帰り腹腔鏡手術にこだわり、2022年にこのクリニックを開院しました。 当院の手術はすべて、内視鏡外科技術認定医や麻酔科専門医といった確かな資格を持つ医師のみが担当します。手術技術だけでなく、麻酔の安全性や術後の回復にも徹底してこだわっています。
乳腺科の診療は、乳腺専門医の女性医師・女性技師が担当します。安心して検診を受けていただけるように、また質の高い診断ができるように努めてまいります。乳がんは、女性がかかる癌の中で最も多いがんになります。早期発見・早期診断のために、乳がん検診をぜひ受けて下さい。早期に発見できれば9割の方が治ることができます。
外科専門医とは、外科学の専門家であり、外科的処置を必要とする疾患や外傷の治療を専門的に行う医師のことを指します。外科学は、手術を中心とした医療であり、患者の治療において非常に重要な分野の一つです。
外科専門医は、一般外科、整形外科、心臓血管外科、小児外科、消化器外科、胸部外科、泌尿器科、甲状腺外科などの専門分野があります。外科手術には、体内に侵入する開放手術や内視鏡手術、ロボット手術などの技術があり、外科専門医はこれらの技術を駆使して、患者の疾患を治療します。
外科専門医は、患者の診断、治療、手術後のケアなど、外科的な処置に関する幅広い知識と技術を持ちます。また、外科手術は、患者の生命に関わる場合があるため、手術の前後の詳細な説明や患者の状態の監視、手術中のリスク管理など、高い専門性と責任感が求められます。
外科専門医は、病院やクリニックなどの医療機関で働き、多くの場合、外来診療や手術の現場で患者を治療します。外科専門医は、多くの場合、チーム医療の一員として、他の医師や看護師、技師などと協力して患者の治療を行います。
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