小児外科で診療可能な病名一覧 49件
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嚢胞性二分脊椎
嚢胞性二分脊椎は、胎生早期に何らかの遺伝要因や薬の接種など、何らかの要因により胎児の外胚葉から脊髄と皮膚が分離・分化する際に異常が発生して神経管奇形が生じてしまうことです。高頻度にみられる先天性異...
キアリーⅱ型奇形
後頭蓋孔より延髄、第四脳室、小脳等が頸椎間腔内に進入している状態をキアリーⅱ型奇形と言います。キアリーⅱ型奇形は脊髄髄膜瘤の子供に於いてはしばしば認められます。これは延髄の機能の障害のみならず脊髄髄...
ポリオ
ポリオとは、急性灰白髄炎のことである。ウイルスによって脊髄の灰白質が炎症をおこす病気。初期症状は、発熱や嘔吐下痢、倦怠感などだが、熱がさがる頃に足や腕に弛緩性の麻痺がおこる。ときに死亡する危険もあ...
心雑音(小児)
心雑音とは心臓の雑音を指します。血液が心臓弁や心臓の近くを流れる際に異常音を発し、特に心臓弁の開閉時におこります。主に心臓弁の欠陥が原因である場合が多いですが、特別な理由がなく心雑音がする場合もあ...
完全大血管転移
完全大血管転移とは、大動脈と肺動脈が入れ替わっている状態で、具体的には心臓の右室から大動脈が出て左室から肺動脈が出ている先天性の心疾患です。中でも心室中隔欠損がないものをⅠ型、心室中隔欠損があって肺...
神経芽細胞腫
神経芽細胞腫とは小児系のがんの代表的なものの一つで、神経を作る細胞が悪性化することによって起こります。副腎や背骨の左右に分布する交感神経節に腫瘍ができ、尿検査などで発見されます。1歳未満で腫瘍が見つ...
ウィルムス腫瘍
ウィルムス腫瘍は、腎芽腫とも呼ばれ腎臓に生じる悪性腫瘍です。小児の悪性腫瘍全体の約6%を占める代表的小児悪性腫瘍です。発症する年齢は2歳~5歳が多く3歳~4歳がピークとなります。20%~30%の割合で家族にも...
停留精巣
女の子の卵巣に相当するのが、男の子の精巣です。母親のおなかの中にいる期間に、この精巣は腎臓の近くからゆっくりと鼠径管という通路を通って陰嚢の中へと降りていくことになります。しかし、時には何らかの原...
横紋筋肉腫
横紋筋肉腫とは、腫瘍の細胞にあるタンパク質が、骨格筋と共通の性質を持っているものです。大半が10歳よりしたの小児に発生する病気で、もともと治療の難しい病気でしたが、最近では70%が回復に向かいます。しか...
特発性側弯症
特発性側弯症とは、原因不明の脊椎側弯症のことです。発症時期により、乳幼児側弯症、学童期側弯症、思春期側弯症に分かれ、思春期側弯症が多くまた女子に多く発症します。脊椎側弯症は、背骨が横方向に弯曲する...