腸結核チョウケッカク

腸結核はどんな病気?
腸結核とは空気感染し肺に病巣を作る結核菌が血流にのって腸管に定着し、肉芽腫を形成し潰瘍となったものです。結核患者が結核菌を痰と一緒に飲み込み、腸管に侵入する二次性のものと口から菌が入る原発性のものとがあります。軽症のものは無症状で、症状が進むと腹痛、食欲不振、軟便、下痢、下血などが見られます。30~40代の女性に多いのが特徴です。回盲部に好発するため、クローン病との鑑別が問題になります。


腸結核の症状
腸結核の活動期には、下痢・腹痛・発熱・だるいの様々な症状が出現するのです。特に小腸の結核では、栄養状態が急に悪くなり、体重の減少が起きたり、顔色が悪くなったりもします。炎症が進んでしまうと、腸管が細くなることがあるため、吐き気やおう吐を伴うことがあります。中高年者ではこのようなことに気付かずに、この病気が自然治癒してしまい、その後、腹部や右下腹部に偶然見つかることが特徴としてあります。

腸結核の原因
腸結核の原因は、結核菌が腸に感染することです。主に、二次性と原発性の二種類の感染経路が存在します。二次性は、肺結核など他の病気の結核菌から感染するもので、結核菌を含む痰や唾を飲み込むことにより、血流にのって腸内に結核菌が侵入し感染することをいいます。原発性は、口から入った結核菌によって感染することをいいます。多くは二次性による発病です。

腸結核の検査と診断
腸結核の検査方法は、血液検査によるものがもちいられています。血液検査では、炎症反応が上昇していないかというところや、軽度の貧血や低栄養状態になっていないか、そうした部分を判断するのです。そして大腸のあたりをX線によって検査し、特徴的な多発性の瘢痕がないか、そして萎縮上の粘液がでていたり、または変形があったりしないかどうかを調べます。

腸結核の治療方法
結核を治す薬品を投与する化学療法で腸結核を治すことが出来ます。結核を治療する薬を服用することにより、腸内に溜まった結核菌を殺菌することが出来るので、手術をすることなく結核を治すことが出来るという魅力があります。症状が重度の時には、結核菌に感染した腸を取り除く手術を受けることで、治療をすることが出来ます。抗生物質を投与する治療法もあります。

腸結核の初診に適した診療科目

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