結核性膀胱炎ケッカクセイボウコウエン

結核性膀胱炎はどんな病気?
結核性膀胱炎とは、結核菌が尿道に感染して発症する炎症のことです。腎臓結核が尿道に転移することが原因で、膀胱内に結核性の潰瘍や肉芽を形成するために尿道炎として発症します。頻尿・尿の濁り・排尿痛などの症状があらわれます。腎臓結核と膀胱炎の治療が必要で、抗結核剤の投与を行ないます。膀胱壁が肥厚し萎縮した場合、手術が必要となることもあります。

結核性膀胱炎の症状
結核性膀胱炎とは慢性膀胱炎の一種です。症状としては他の慢性膀胱炎と同様に下腹部の不快感がありますが、痛みはほとんど感じません。ただし症状がひどくなると炎症を起こして免疫が低下し、白く濁った膿尿が出たり、頻尿になったりします。これにより睡眠が不足したり食が細くなったりすることで、さらに免疫が低下するという悪循環に陥ることが懸念されます。

結核性膀胱炎の原因
慢性膀胱炎の原因は細菌感染によるもので、その中でも結核菌感染によるものが結核性膀胱炎です。空気感染などにより肺結核になると、そこから血管を通じて結核菌が体内を移動します。腎臓が感染すると尿の流れに沿って尿管、膀胱へと感染が広がり膀胱炎を引き起こします。膀胱炎になると尿検査を行いますが、結核菌は特殊な検査培養が必要となります。

結核性膀胱炎の検査と診断
膀胱炎の一般的な検査方法は尿検査ですが、結核性膀胱炎の場合、通常の尿検査では細菌が認められないため、膀胱や腎臓、尿管などの状態を確認する詳しい検査が必要となります。主な検査方法として、膀胱や尿道に造影剤を投与して行うX線検査や内視鏡検査などが挙げられます。また、結核性膀胱炎を起こす結核菌を検出するためには特殊な培養が必要です。

結核性膀胱炎の治療方法
結核性膀胱炎の治療法は、本来の膀胱炎の症状を引き起こす原因となる菌での感染ではなく、結核菌が腎臓や血液を通じて膀胱に感染して膀胱炎引き起こすことであるため、結核菌に強く作用する抗生物質を服用する必要があります。抗生物質の服用だけでは再発の可能性があるため、原因である結核の治療をし完治することで再発を防ぐことになります。

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