メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)メチシリンタイセイキイロブドウキュウキン(ハイエン)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)はどんな病気?
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)自体は毒性が低く、健康な人には全く影響ありません。人の鼻の下や口の辺りに存在している菌です。しかし手術後の傷のある人や、病状のひどく悪い患者、治療の途中で抵抗力の落ちている人には猛威を振るいます。診察や看護で保菌者と接触した後はきれいに手を洗い、うがいをし、他の患者へ感染させないことが重要です。


メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の症状
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)は、重篤な病気を患っていたり抵抗力・免疫力が低下している人が感染すると、突発性の発熱や血圧低下・腹部膨満感・下痢・意識障害などの症状があらわれます。また、腎機能障害・肝機能障害といった多臓器障害を引き起こすこともあります。通常人体に存在している菌のため、健康体の人で感染する人は少なく、手術後の傷口に感染すると発症します。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の原因
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)感染の原因は、そのほとんどが長期間にわたるメチシリンなどの抗菌薬の使用により、薬剤耐性を獲得した黄色ブドウ球菌が気道内に侵入することにあります。しかしながら、黄色ブドウ球菌は口腔内の常在菌であり、健常人で肺炎の症状がみられることは少なく、入院患者など免疫が低下している患者において発症するケースが多くなっています。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の検査と診断
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の検査方法は、迅速分子テストによって行います。従来の検査では分析までに24~72間掛かるのに対して、特異な遺伝子配列を検出する迅速分子テストであれば、2時間以内に確定診断を行う事が出来ます。この検査方法を用いることで、保菌患者を迅速に特定できるため、適切な分離策を採ることが可能になります。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の治療方法
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の治療法は抗生物質の投与です。ほとんどのMRSAが耐性を持たないバンコマイシン、テイコプラニンが最初に選択されます。免疫系が弱った患者には、注射・点滴での投与が最も有効な治療です。バンコマイシンやテイコプラニンに耐性を持つMRSA(VISA)には、リネゾリド、キヌプリスチン/ダルホプリスチン、ダプトマイシン、セファロスポリン、チゲサイクリンが使われます。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の初診に適した診療科目

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(肺炎)の専門外来

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