非小細胞肺がんはどんな病気?

非小細胞肺がんとは、肺がんの一種です。肺がんにはいくつか種類がありますが、大きく分けて2つに分類することができます。そのなかの1つがこのタイプのがんになるわけですが、このタイプのがんは、さらにいくつかのがんに細分化されることになります。このタイプの肺がんは、早期発見して治療を行うことによって完治することができるタイプのがんであると考えられています。

非小細胞肺がんの主な症状は?

この非小細胞肺がんについては、普通のがんではありません。とても見つけにくい病気で、発症してから、放っておくと大変な事になってしまうのです。この症状は早期発見がとても難しく、気づくのに時間がかかってしまうので、定期的に検査をしていれば問題ないのですが、検査をしていないと、倒れてから気づいてしまうケースがとても多くあるのです。

非小細胞肺がんの主な原因は?

非小細胞肺がんとは、小細胞がんとは違って喫煙を原因としていない肺がんのことです。このがんは進行は比較的緩やかなのですが、発見される時にはかなり進行している状態であることが多く、全体の20から30パーセントぐらいしか手術ができないのです。また手術で完治するのも全体の10パーセントぐらいと極めて予後が悪いことでも知られています。

非小細胞肺がんの主な検査と診断方法は?

非小細胞肺がんは、肺がんの中で八割となりやすい病気です。検査方法は、まずはじめに胸のレントゲン検査をします。次に気管支鏡検査をし、組織や細胞肺ガンを採取してがん細胞があるか調べます。他にCTガイド下肺針生検をして細胞について調べます。リンパが腫れてる場合はリンパ生検をしてがんがないかを検査します。それらの検査をしてもわからない場合は、外科手術して調べたりします。

非小細胞肺がんの主な治療方法は?

非小細胞肺がんとは、肺扁平上皮癌、肺腺癌、肺大細胞癌、細気管支肺胞上皮癌のことを指します。この病気の治療法は、外科的治療によりガンを全て取り除く方法と、放射線による治療、薬物療法があり、症状や状況に合わせて単独で行う場合と、組み合わせて行う場合があります。初期は外科治療、中期は外科治療と放射線治療または抗ガン剤を組み合わせます。末期では抗ガン剤と緩和ケアを行います。