急性間質性肺炎キュウセイカンシツセイハイエン

急性間質性肺炎はどんな病気?
肺の広い範囲に障害を受けてしまい酸素を取り込む能力が急激に低下した結果、身体が低酸素状態に陥ってしまうのが急性間質性肺炎という病気です。ウイルスへの感染が原因として疑われていますが、現時点では詳しいことはわかってはいないのが実情です。発熱や咳などの風邪のような症状が突然現れて発症しますが、ごく短い期間で呼吸不全へと移行してしまいます。そのため、人工呼吸器が使用されることがほとんどです。


急性間質性肺炎の症状
間質性肺炎そのものの主たる症状は、呼吸困難や呼吸不全で、その他、肺の持続的刺激に伴う乾性咳などがあります。肺線維症に移行した場合には、咳などによって肺が敗れたことによる呼吸困難、あるいは呼吸不全を起こし、それらが要因となって心不全を引き起こし、致死に至る場合もあります。なお、急性間質性肺炎の場合、あらゆる理由で急激に悪化した結果、致命的となることもあり、ステロイドパルス療法が緊急的に行われます。

急性間質性肺炎の原因
この急性間質性肺炎の主な原因は、肺の間質の組織に炎症を起こすもので、症状が進行して炎症した組織が線維化してしまうこともあります。この疾患は通常の肺炎とは異なり、気管支や肺胞への細菌感染によるものではなく、この間質性の肺炎の場合は肺胞の隔壁に起こった炎症が要因となり症状を引き起こし、肺胞性の肺炎とは異なった症状となります。

急性間質性肺炎の検査と診断
急性間質性肺炎の検査方法は、血清マーカーを見ることによってわかります。突発性肺線維症、非特異性間質性肺炎などの病気の表すマーカーが陽性を示します。それらの血液検査によって病気が疑われた場合には、次に胸部をX線によって検査します。胸部に網状の陰影、いわゆる蜂巣肺の状態が認められるのです。また肺の容積も減少しますから、当然肺機能の低下も臨床的に検査していくことができます。

急性間質性肺炎の治療方法
急性間質性肺炎の治療法は、診断が確定できなくても疑いがある時点で炎症の抑制を目的とし免疫抑制剤やステロイド剤が使用されます。何らかの感染が原因である場合には、これらの薬を使用しても、必ずしも良い結果が得られる訳では無いというのが現状です。対症療法として酸素投与が行われますが、病状が悪化した場合、酸素の投与では足りず炭酸ガスナルコーシスを引き起こす可能性があるため、人工呼吸器を使用します。

急性間質性肺炎の初診に適した診療科目

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