エキノコッカス症エキノコッカスショウ

エキノコッカス症はどんな病気?
エキノコッカス症と言うのは、エキノコッカスという条虫の幼虫に寄生されることで発症するものです。幼虫が肝臓に到達すると嚢胞がサボテン状に増殖し、腫瘍のような蜂巣状病巣となります。たとえこのようになっても数年間くらいは症状が出ることがありません。病気が進行すると腹痛や肝機能障害、腹水、手足の浮腫などの症状が出たり、脳や肺に転移することもあり、そうすると神経症状が現れることもあります。

エキノコッカス症の症状
エキノコッカス症は、感染してから増殖は遅いので、数年という長期間に渡り何事もありませんが、発症すれば増殖しスポンジ状の病巣を形成するようになり、やがて肝臓腫大を引き起こし腹痛や痒み、腹水をもたらす事も場合もあります。肺、咳、血痰、発熱、胸痛の結核に似たのを引き起こします。また脳にも転移する事があり、その場合は神経症状が現れます。

エキノコッカス症の原因
エキノコッカス症の原因とは、まずエキノコッカスの卵が直接人の口に入る事により感染します。これは感染したキツネ等の糞に存在しており、山などの山菜や、湧き水を飲む事で感染します。外で草むしりを行う場合にも、卵が手に付着しており、何らかの拍子に口に入る場合もあります。食品は良く加熱をすれば心配ないですが、そのまま口に入ると感染してしまいます。

エキノコッカス症の検査と診断
エキノコッカス症の検査方法としては、まずCTや超音波の検査、もしくは免疫血清学的検査をして本当にこの病気かどうかの診断をします。これらの検査で陽性が出た場合、ただちに手術をして包虫を取り出すのではなく、まずは経過を観察しながら住んでいる場所などでキツネや犬などと接触がなかったかを問診し、最終的には手術をすることによって診断が確定されます。

エキノコッカス症の治療方法
エキノコッカス症はキツネや犬、猫の糞に混入しているエキノコッカスの卵が人の体内で幼虫となって肝臓に寄生する疾患であることから、その最も有効とされる治療法は外科的手術によって寄生虫が形成している病巣を切除することです。手術によって切除した場合に結果は良好とされているものの、病巣の位置などから手術が難しい場合には内服薬を用いた化学療法が行われます。

エキノコッカス症の初診に適した診療科目

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