膝内障

初診に適した診療科目

膝内障はどんな病気?

膝内障とは、レントゲンでは異常が見れないが急な膝の痛みや膝くずれの症状がある事を言います。この症状は、スポーツなどで膝関節の負傷(半月板の損傷や靭帯損傷)した事などが原因で起こるとされています。膝関節がズキズキ痛んだり、膝を動かすと膝関節が引っかかるような感じがして動きが制限されてしまいます。テーピングやリハビリにより治療します。

主な症状

膝内障の症状は大きく3つあります。1つ目は、膝関節に起きるズキズキとした痛みです。2つ目は、膝関節を動かすと引っかかる感じがして、動きが制限されたり、伸ばしたり曲げたりした状態のまま動かなくなる症状です。3つ目は膝を曲げたり伸ばしたりした時にゴキゴキといった異常な音がするという症状です。関節に水がたまることもあります。

主な原因

膝内障という病気は何らかの要因によって膝部分にねじりが加わったり、無理にヒザを屈曲させることによって怒るのが原因となっています。さらに伸展もプラスされることにより膝部分のクッション性が壊れてしまい亀裂が生じ、離れてしまった所が骨と骨の部分に入ってしまい、半月板の動きが正常ではない事になってしまうのが膝内障になる原因となります。

主な検査と診断

膝内障の検査方法には、徒手検査や超音波画像検査、MRIやCTなどで検査をします。徒手検査とは、患部を動かしたり、延ばすなどして反射や皮膚の感覚を診ます。超音波画像検査とは、超音波を発生させて反射した超音波を受信することで、体内を画像化して体内の状態を見る検査です。MRI検査とは磁石と電磁波を利用して体の断面を撮影する検査です。CT検査とはX線を利用して体の断面を撮影する検査です。

主な治療方法

膝を痛めた後に痛みや腫れが長く続いたり、関節の動きが良くなかったり、関節に水が溜まり屈伸をすると異常な音がするようになったりした時に検査をして治療します。膝内障の治療法は外科手術で行う場合が多いです。比較的軽度の場合は切除などの処置を行いますが、基本は外科手術が必要です。外科手術の後はリハビリをして歩行機能を回復させます。