結核性胸膜炎ケッカクセイキョウマクエン

結核性胸膜炎はどんな病気?
肺を包んでいる膜を胸膜といいます。この部分に炎症を起こすと、肺と胸膜の間に水が溜まります。初期症状は、階段を数段昇っただけで息切れしたり、突然胸に激しい痛みを感じたりします。胸膜炎は色々な原因でなりますが、結核菌に感染して起こるものを結核性胸膜炎といいます。結核は未だに年間数万人の患者がいますが、治療薬があり完治できる病気です。症状が出たら速やかに受診するべきでしょう。


結核性胸膜炎の症状
結核性胸膜炎の症状には、左右の胸膜に水が溜まり、さらに胸部の激痛があります。これは肺に胸膜炎が感染しているために起こります。また乾いた咳が出たり、血痰が出ます。さらに発熱することも多くあり、呼吸困難や体重が減少したりします。肺に結核菌があり、胸膜に広がることで発症します。初期には階段を上るなど、少し運動しただけで息切れすることがあります。

結核性胸膜炎の原因
胸膜炎は胸膜に炎症が起こり胸水の量が増えるため、胸腔に胸水が溜まってしまうことで発症します。大部分は、肺、その他の近接臓器の炎症により発症します。炎症が胸膜に及ぶと、胸水の産生や吸収の均衡が崩れ、胸水が貯留します。そのため、この病気が発生します。この胸膜炎のうち、結核菌を原因として起こるのが結核性胸膜炎です。具体的には、肺内にある結核病巣が胸膜に波及することで起こります。

結核性胸膜炎の検査と診断
結核性胸膜炎が疑われる場合におこなっていく検査方法で一番はじめに行われる事が医師の聴打診をおこなっていきます。その後に胸水がたまっているかどうかの胸部X線検査を行っていきます。胸部CT検査を行い検査を進めていきます。また胸水検査とよばれるものをするため肋骨と肋骨の間から細い針を刺して胸水を採取していき検査をしていくというものです。

結核性胸膜炎の治療方法
結核性胸膜炎は結核菌に感染することによって肺の外側を包んでいる胸膜に炎症が生ずるものです。結核菌がその発症原因となっていることから、肺結核の他者への拡散を防ぐために早急な治療が行われます。治療法は抗結核菌治療薬の投与となりますが、胸腔内にたまった胸水を早期の取り除くことや胸膜が癒着することを防ぐため、副腎皮質ステロイドが併用されることもあります。

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