肺炎球菌感染症ハイエンキュウキンカンセンショウ

肺炎球菌感染症はどんな病気?
肺炎球菌は、肺炎・髄膜炎・中耳炎・副鼻腔炎・敗血症などの病気の原因になる細菌です。多くの健康な人の鼻やのど・気道に常在菌として存在しており、そのまま何も起こさずに消滅してしまうことも多いのですが、小さな子どもや高齢者、免疫機能が弱い人等では重症の肺炎球菌感染症を起こす場合があります。

肺炎球菌感染症の症状
この菌は特に冬から初春にかけて人の気道上部にすみつきます。菌の存在にもかかわらず、病気を起こす頻度はさほど高くありません。肺炎球菌が起こす重い病気の中で最も多いのが、肺組織の感染症である肺炎です。症状は突然始まり、胸に鋭い痛みが起こり、ふるえるほどの悪寒がします。発症前から、ウイルスによる上気道感染の症状(のどの痛み、鼻づまり、鼻水、空せき)がみられることもあります。熱が上がり、せきが出て、赤茶色のたんも出ます。全身にけん怠感があり、息切れもよく起こります。肺炎球菌による髄膜炎の場合は、熱、頭痛、全身のけん怠感などが現れます。首がこわばり、動かすと痛みますが、早いうちはこの症状が出ない場合もあります。髄膜炎が疑われる場合は、ただちに脊椎穿刺(せきついせんし)(脳、脊髄、神経の病気の診断: 脊椎穿刺を参照)を行って、脳脊髄液の中に白血球や細菌など感染症の徴候を示すものがないか調べます。 肺炎球菌による中耳炎は小児によくみられ、耳が痛み、鼓膜が赤く腫れます。通常は菌の培養などの検査は行いません。小児用の肺炎球菌ワクチン接種のおかげで、症状が重くなることが大変少なくなっています。

肺炎球菌感染症の初診に適した診療科目

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