カリニ肺炎カリニハイエン

カリニ肺炎はどんな病気?
カリニ肺炎とは、ニューモシチス・カリニという原注と真菌の中間に位置づけされている病原体によって起こる肺炎のことです。ほとんどの人が肺にこの病原体を所有していますが、免疫機能が正常な人は発症しません。エイズなどで免疫機能が低下した人は約70%の確率で発症します。症状は、発熱、呼吸困難、低酸素血症でレントゲンはすりガラスのようになります。


カリニ肺炎の症状
カリニ肺炎の症状には、発熱、体重減少、たんがでない乾いたせき、息苦しさや、頻呼吸、呼吸困難があります。さらに、皮膚や粘膜が青くなるチアノーゼになります。これらが数日の間に起こり、呼吸不全になることもあります。それと同時に動脈血酸素分圧が大きく低下してしまいます。レントゲン撮影をすると、肺全体が霞がかったようなすりガラスのようになります。

カリニ肺炎の原因
カリニ肺炎は、別に「ニューモシスチス肺炎」などとも呼ばれ、ニューモシスチス・カリニという微生物の感染が原因となって発病します。通常、この微生物は、人などあらゆる動物に日常的に感染していますが、正常な免疫力を持つ場合では、基本的に増殖そのものを阻止できるため、さほど気にする必要はありません。しかし、HIVなど、免疫不全系の疾患を持っている場合、微生物の増殖を抑えられなくなるために引き起こされます。

カリニ肺炎の検査と診断
カリニ肺炎の検査方法には、間接蛍光抗体法を用いることで血清抗体を検出するものがあります。しかしながら、免疫不全状態の患者の場合には上述の方法で血清抗体を検出することは困難であるため、喀痰・吸引物・肺生検組織からニューモシスチス・カリニを染色して顕微鏡検査で見つけて診断されることとなります。また、PCR法によるDNAの検出によってもこの病気の検査は可能です。

カリニ肺炎の治療方法
カリニ肺炎の治療法はいくつかの方法があります。患者さんの緊急性や痛みの具合や副作用の可能性等を考えて医師がもっとも適した方法を選びます。その方法としては複数あります。まずサルファ剤であるサルファメソキサゾールとトリメトプリムという抗菌薬を一定の比率で配合したST合剤を服用することです。これで問題なく解決する場合には負担も少ないです。

カリニ肺炎の初診に適した診療科目

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