ボーエン病ポーエンビョウ

ボーエン病はどんな病気?
ボーエン病とは皮膚の有棘層が増殖し表面から見ると赤くザラザラしていて湿疹のように見える状態で、一言でいえば皮膚がんになる前の状態と考えられる疾患で、放置すれば有棘細胞がんに移行する可能性があります。はっきりとした原因は解明されていませんが、考えられる原因として長期に渡って日光や紫外線に当たり続けることやヒ素中毒、ヒトパピローマウイルスによる感染などが挙げられます。

ボーエン病の症状
ボーエン病にかかると、褐色の湿疹のような症状が肌に出来てきます。肌の皮が剥がれてきたり、かさぶたのような出来物が発生します。肌や爪が色素沈着を引き起こします。進行していくにつれて出来物が肌の内側に入り込んでいきます。重症になると肝臓がんや、肺がんなどのがんを併発させる場合もあります。内蔵のがんだけでなく、皮膚がんを起こします。

ボーエン病の原因
ボーエン病は大人、特に高齢者に発症しやすい病気です。発症の原因としては、日光紫外線、ヒ素中毒、AIDSを含む免疫抑制状態、慢性皮膚炎や皮膚障害、ウイルス感染などがあります。多くの場合、はっきりとした発症要因がわからないこともあります。単発性の場合は、太陽の光やヒトパピローマウイルスなどに影響されている場合が多くなっています。

ボーエン病の検査と診断
検査方法についてです。ボーエン病では、慢性湿疹や、皮膚病のひとつであると言われる尋常性乾癬などとまぎらわしい場合があるので、まずその検査を行います。そして、疑わしい場合には皮膚生検を行わなければなりません。皮膚科専門医にかゆみのない褐紅色斑ができていないか検査してもらいます。なお、この病気が多発している患者さんでは、砒素中毒などを除外する検査も必要となります。

ボーエン病の治療方法
患部を凍結する治療法で、病気の進行を止める事が出来ます。ブレオマイシンという抗腫瘍軟膏を患部に塗れば、初期段階のボーエン病を治すことが出来ます。重症の場合は、皮膚移植を受けることで治療を行なうことが出来ます。皮膚移植だと、副作用が発生する危険性がないので安心です。発症している患部を切り取る手術でも、完治する事が可能です。

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