鼻血 ハナヂ

初診に適した診療科目

鼻血はどんな病気?

鼻血について考えてみた。まず読んで字の如く、鼻から出血することである。鼻の中を傷つけ、そこから出血します。しばらくは安静にしておかないと止まりにくいです。一度傷つけたら、しばらく出血しやすい状態が続きます。また、なかなか鼻の中の傷は直りにくいので、傷ついた場合、衛生的にしなくてはいけません。もし、なかなか直らない場合は、最寄の耳鼻科に行って相談するのがいいです。

主な症状

「鼻血」とは、鼻から出血が出てしまっている状態のことです。鼻の穴からの出血が主なものですが、それに伴って貧血や頭痛をひきおこすこともあります。一般に、少量の出血程度ではなく、多量の出血が見られるときに症状を認めます。原因に応じて量やそれに伴う状態も異なりますが、鼻に小さな傷がつくだけでも多量の出血が現れる場合もあります。

主な原因

鼻血の原因は、主だったところでもいくつかあげることができます。鼻から出血するということは鼻の中の毛細血管が破れて、そこから血液が流出するということです。ですから、その毛細血管が何らかの理由により敗れた場合は鼻の中から出血することになります。何かがぶつかったときのような物理的な衝撃であったり、鼻の粘膜をこすってしまったなどという理由が考えられます。

主な検査と診断

鼻血の症状における検査方法は、まず、なぜ鼻から血が出ているのかを知らなければならない為、考えられる原因となる様々な検査内容があります。鼻の粘膜が傷ついているために血が出ているのかどうか、鼻の内部を内視鏡で見ます。異常がなければ、レントゲンで鼻周囲の骨の状態を見たり、血液検査で血液の疾患、CTやMRIで脳の疾患を疑ったりします。

主な治療方法

鼻血の治療法でもっとも簡単なのは、鼻の穴ににガーゼなどを詰めて圧迫し、出血を止める方法です。それでも止まらないときや出血が大量の場合は、レーザーで鼻粘膜を焼き、血管の切れた部分をつぶして血を止める方法もあります。レーザー照射にはわずかながら痛みがありますし、位置によっては照射が難しいこともあります。そのような場合は薬品塗布により患部を止血します。