慢性気管支炎

初診に適した診療科目

慢性気管支炎はどんな病気?

慢性気管支炎とは症状が繰り返してしまう慢性的に起こるものです。まず喘息の症状がおこります。夜から明け方にかけて発作が出るようになる事が多いです。気管が狭まり息苦しくなり、発作が悪化しますと呼吸困難にもなりまります。酷い発作に見舞われた場合早急な治療が必要になります。病院で気管支を広げる処置を施して、発作を止める処置をします。

主な症状

慢性気管支炎は気管支が炎症を起こして、主に咳や痰といった症状が現れ、それも長期間続きますり。具体的に言えば90日以上で慢性と判断されます。咳や痰と言えど強弱は様々で、軽い咳や痰が長期間続く場合もあれば、呼吸が出来ないほど咳や痰がでる場合もあります。軽いうちは朝方に痰混じりの咳が出る程度で、悪化してしまうと痰を伴う咳が1日中でるようになります。

主な原因

慢性気管支炎の原因ははっきりとしていませんが、考えられるものに長期にわたる喫煙習慣があります。気管支や肺胞の部分への喫煙による慢性的な刺激によって引き起こされると考えられています。他にはウイルスや細菌による感染、一酸化炭素や硫化物などの大気汚染物質、ホコリっぽい環境で働くなどが挙げられます。また、子供の頃から副鼻腔炎がある人も発症しやすい傾向にあります。

主な検査と診断

慢性気管支炎の検査方法は、胸部CT検査では病巣をコンピュータ断層映像で診断できます。胸部単純X線撮影検査では、X線を当てて器官支壁の肥厚など胸部の異常の有無を調べます。肺機能検査では肺や気管支の機能を調べるために肺活量を測定したり、息を吐くときの呼気の秒速の測定、息を大きく吸って全部吐き出したときの空気の量を測定します。

主な治療方法

慢性気管支炎の治療法は、痰への対処が治療の中心となります。気管支拡張剤や去痰剤などの治療薬を服用しながら、周りの空気環境を清潔に保ち、禁煙や、外出の際はマスクをして出かけるなどしながら気長に治療していくことが必要です。また、風邪やウイルス性感染症にかかってしまうと入院が必要になる場合があり、必要に応じて酸素療法などで対処します。