私はこれまで、大腸癌(大腸の悪性の病気)や直腸脱、痔核、裂肛(大腸の良性の病気)、または潰瘍性大腸炎やクローン病(大腸の難病)といった、大腸の病気の治療に携わってきました。そして、それぞれの病気自体が改善しても、排便の調子が悪くなったり、改善せずに困ったりしている方をたくさん診察してきました。 例えば、大腸癌は多くの場合症状がない状態で診断されます。手術をして大腸癌が治った後も、便秘や下痢の症状で悩む方がとても多いです。癌という大病が治ったので喜ばしいことには違いありませんが、却って生活の質が低下してしまう方が多くいらっしゃいます。そのような方が気持ちよく過ごせるようになって欲しいと思いました。 便秘や下痢で悩む方は今後ますます増えていきます。なぜなら、このような排便障害は高齢になるほど増えるからです。超高齢化社会を迎えている現在、排泄に関する問題はますます重要性が増しています。当クリニックでは、排便障害を主として、生活習慣病など生活の質を下げる病気の治療を行い、皆様に安心して生活していただけるように全力を注ぎたいと考えています。
消化器内科は、消化器系(口、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓)に関する疾患を専門的に扱う医療分野です。消化器系の疾患としては、胃腸炎、潰瘍病、炎症性腸疾患、胆石症、肝炎、肝硬変、膵炎などがあります。
消化器内科の医師は、消化器系の病気の予防・治療・診断を専門に行い、内視鏡検査や超音波検査などの検査を行って病気の診断を行います。また、栄養面のアドバイスや食事指導も行うことがあります。消化器内科は、一般的な診療科の一つであり、症状に合わせて他の診療科との連携も行われます。
便秘とは、腸内に溜まった便が排出されていない状態を指します。排便回数や便の性状が個人差があるため、一般的には、週に3回以下の排便が続いている状態を指しますまた、排便が困難で、空腹を伴う場合も含まれます。
排便障害とは、腸内の異常によって便が正常に排出されない状態を指します。便秘だけでなく、下痢、便失禁なども含まれます。排便障害の原因は多岐にわたります。生活習慣の乱れ、薬の副作用、病気などが考えられます。
便秘・排便障害によって、腹痛、腹膨満感、吐き気、食欲不振などの症状が現れる場合があります。また、重篤な場合には、腸閉塞、腸炎、大腸がんなどの合併症を引き起こします治療には、食生活の改善、運動、薬物療法、ストレスマネジメントなどがあります。
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