熱傷とはいわゆる火傷で、その段階は1から3度までにわけられています。1度では、皮膚表面のみが赤くなったりヒリヒリした軽い痛みを伴うものになり、ほとんどが痕を残すことなく治癒します。2度では、表面から深...
熱が出るとは、体温が通常より高くなることを指します。正常な体温は36.5℃〜37.5℃程度ですが、これよりも高い体温が続くと「熱が出た」といいます。熱は、体が細菌やウイルスなどの異物に対して免疫反応を起こしているために起こる現象で、熱によって細菌やウイルスの増殖を防いだり、免疫細胞の活性を高めたりする効果があります。
熱が出た場合は、体調不良や頭痛、倦怠感、食欲不振などの症状が現れることがあります。熱が出た場合には、休息をとることや十分な水分を摂ることが大切です。また、症状に応じて解熱剤や抗生物質を処方することがあります。熱が高くなりすぎた場合には、体が熱を放散できる環境を作るためにエアコンや扇風機を使用することも効果的です。ただし、高熱が続く場合や、意識が混濁している場合には、早めに医療機関を受診することが必要です。
たん(痰)が出る疾患は様々ありますが、代表的なものを以下に挙げます。
・風邪やインフルエンザ:ウイルス感染症による病気で、のどや鼻などの上気道が炎症を起こし、たんが出ます。
・気管支炎:気管支の炎症により、たんが出ます。原因として、ウイルスや細菌感染、喫煙などがあります。
・肺炎:細菌やウイルス感染症により、肺の組織が炎症を起こし、たんが出ます。
・喘息:気道の炎症により、たんが出ることがあります。
・慢性閉塞性肺疾患(COPD):喫煙や大気汚染などの原因により、肺機能が低下する病気で、たんが出ることがあります。
・肺結核:結核菌に感染することで、肺の組織が炎症を起こし、たんが出ます。
痰の色や性状によっても病気が判断されることがあります。例えば、緑色や黄色の濁った痰は、細菌感染が疑われます。また、血が混じった痰が出る場合は、肺結核や肺がんなどの重篤な疾患が疑われるため、早期に医師の診察を受けることが必要です。
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