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生活習慣病・糖尿病・高血圧について

生活習慣病
毎日の望ましくない生活習慣が重ねることによって、引き起こされる病気を指します。

糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、脳卒中などが、よく知られる生活習慣病です。我が国でも、平成12年より『健康日本21』というスローガンのもとに様々な健康増進に関わるイベンドや啓蒙活動が行われています。最近では、メタボリック症候群という言葉が新聞やテレビで数多く取り上げられていますが、このメタボリック症候群もまさにこの生活習慣病の一つです。

メタボリック症候群を含めた生活習慣病の病気の本態には様々な要素が絡み合っていますが、もし一言で表現するとすれば "血管の老化" です。この "血管の老化" を少しでも遅らせる為に糖尿病や高血圧、高脂血症などを治療する必要があります。
生活習慣病という名前の通り、生活習慣を健康的に変えることが全ての治療の中で最も重要です。毎日の適度な運動や、カロリーをおさえたバランスのとれた食事(お肉も、野菜も、ご飯も全て大事ですよ!)を心がけましょう。

会社のお勤めの方は、毎年健康診断を受診していると思いますが、どこか思い当たることを指摘されていませんか?大事なことは、すぐお薬を使うことではありませんが、いつまでに、どのぐらいにという目標を立てることです。

普段、家庭にいることが多い主婦の方や、元気に生活している若い人も一年に二度程の健康チェックが必要です。長生きすることが最大の目標ではなく、健康で楽しく生活するのが全ての人の願いであると思います。その為には定期的な健康チェックがどうしても必要なのです。なぜだかわかりますか?その理由はただ一つ。糖尿病、高血圧、高脂血症 etc.いわゆる生活習慣病は病気がよほどひどくならない限り、無症状だからです。

私は現在、世田谷区経堂において内科(糖尿病、甲状腺、循環器疾患(高血圧、狭心症、心筋梗塞))を中心に皮膚科と共に開業しています。週に一回(金・PM)母校である東京慈恵会医科大学病院(本院)において、糖尿病、内分泌代謝内科外来を担当し、京都大学病院 探索医療センターにおいて糖尿病薬の研究をしています。インスリン治療をしている方や糖尿病コントロール困難の方が大勢いますが、診療の中で最も大事な会話に多くの時間を割くことが出来ません。よく3分診療と揶揄されますが、多くの患者さんにあまり待たせずに診療するにはやむを得ないというもあるのです。

糖尿病
2003年8月に発表された厚生労働省の糖尿病実態調査によると、20歳以上の国民で糖尿病もしくは糖尿病を強く疑われる人、糖尿病の可能性を否定できない人を含めて約千六百万人と言われ、最近では約二千万人もの人が含まれると考えられています。つまり、約5人に1人が糖尿病に関係があるわけです。しっかりケアすれば何も心配は入りませんが、放っておくと極めて恐ろしい病気でもあります。             

糖尿病はインスリン作用不足によりもたされた慢性高血糖を主徴とする疾患群と定義されます。様々な遺伝素因に環境因子が作用して発症すると考えられていますが、病態、個人のライフスタイルに応じたテーラーメイドな診療が重要です。

高血圧
2000年の第5次循環器疾患基礎調査によれば、日本人では30歳以上の人のうち、男性は約53%、女性は40%が高血圧(140/90mmHg以上)という結果になります。高血圧はもともと塩分摂取量の多い食事をとってきた日本人に大変多い病気です。

減塩が強く指導されていますが、塩分を控えたことにより、大きく血圧低下が認められる塩分感受性の良い人、あまり大きく血圧低下が認められない塩分感受性の悪い人が存在します。しかし、仮に減塩にして血圧が期待していた通り下がらない人においても、癌発生や過剰な水分貯留状態を作る点etc.から考えると、塩分を控えることの意義は大きいと考えます。
それでは、実際に高血圧の治療はどのように進められるべきなのでしょうか?前述した通り食事の面は最も重要ですが、著名な高血圧を除き、運動療法が極めて大きく効果を示します。運動による血圧低下作用は大きく分けると二つあり、短期的効果と長期的効果があります。ここでの運動というのは、重いダンベルを上げる運動ではなく、いわゆるウォーキング、ジョギング etc.の有酸素運動です。

よく歩いたりする運動でも、血圧が上がると思われる方が多いかもしれませんが、ほとんど例外なく、血圧が下がり、脈拍が上昇しているのです。これは短期的な運動による血圧低下効果です。運動を長期間続けてくると今度は血管の柔軟性や血流改善が進むことにより、血圧は有意に低下してくるのです。これを長期的効果といいます。ですから”少し血圧が高いな”と言われた方は、ぜひ運動(ウォーキングetc.)をして下さい。毎日血圧を手帳につけていると血圧が低下してくるのを実感するはずですよ!
その運動をしても効果が十分でない方、あるいは、忙しくて運動できない方は血圧が高いままでいるのは動脈硬化をどんどん進ませるので、薬物治療が必要になってきます。

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