福岡市早良区西新の「本多耳鼻咽喉科医院」院長、本多勇輔です。2026年4月より、父から医院を引き継ぎました。地域の皆さまとのつながりを受け継ぎながら、お子さまからご高齢の方まで、耳・鼻・のどの不調を気軽に相談できる医院を目指しています。
長崎大学医学部医学科を卒業後、初期臨床研修を経て、九州大学耳鼻咽喉・頭頸部外科に入局しました。その後、福岡・佐賀・長崎の大学病院や地域の基幹病院で診療に携わり、現在は身近なクリニックの立場から、地域の皆さまの健康を支えています。
診療で心がけているのは、患者さんが「何に困っているのか」を丁寧に伺うことです。同じ鼻づまりでも、眠れないことがつらい方、仕事や勉強に集中できない方、食事のにおいが分からず困っている方など、生活への影響は一人ひとり異なります。症状の名前だけで判断せず、いつから、どのような場面で困っているのかを伺い、診察や必要な検査の結果と合わせて治療方針を考えます。
また、病気や検査について、できるだけ分かりやすい言葉でお伝えすることを心がけています。何が考えられるのか、何のために薬を使うのか、どのような変化があれば再受診した方がよいのか。診察を受けた後、ご自宅でも見通しを持って過ごしていただけるような説明を目指しています。診察中に分からなかったことや、薬について気になることがあれば、遠慮なくお尋ねください。
私自身、育児に専念するために仕事を離れ、主夫として子どもと向き合った時期があります。その経験を通して、子どもの体調不良が、本人だけでなく保護者の方の睡眠、仕事、ご家族の予定にも影響することを実感しました。「また鼻水が続いている」「耳を気にしているけれど、うまく説明してくれない」「受診するほどなのか判断できない」といった、小さなお子さまを育てる中での迷いや不安も、ご相談いただければと思います。
さらに、私自身も好酸球性副鼻腔炎を患っています。医師として病気を診る立場に加え、患者として症状と付き合い、治療を続ける立場も経験しています。鼻づまりやにおいの感じにくさ、症状を繰り返す不安など、周囲に伝わりにくい困りごとにも耳を傾けたいと考えています。自分の経験だけで判断するのではなく、それぞれの患者さんの状態と医学的な情報を踏まえ、一緒に治療を考えていきます。
クリニックで継続して診療できることと、専門的な検査や病院での治療が必要なことを見極め、必要に応じて適切な医療機関へご紹介します。紹介先での治療後も、地域の身近な相談先として、経過や日常生活の困りごとを共有できる関係を築いていきたいと思っています。
「耳掃除だけで受診してもよいのだろうか」「鼻水が長引いているけれど、いつものことだから」と、相談をためらう必要はありません。気になる症状をそのままの言葉でお聞かせください。
これまで当院に通ってくださっている方にも、初めて来院される方にも、相談してよかったと思っていただけるよう、スタッフとともに日々の診療に取り組んでまいります。