大学卒業後12年間慈恵医大学病院、関連病院で内科疾患、消化器肝臓疾患の診療を行ってまいりました。その後、約2年間診療所で院長として、内科、小児科などの一般診療に従事してまいりました。その経験の中で、大学病院や市民病院などの高度な医療を提供する立場と最初に患者さんが相談する診療所の役割を強く意識するようになりました。初診医として開業医が適切な診断、治療を行い、必要があるときには速やかに高度医療を提供する医療機関に紹介する医療連携が望ましいと思うようになりました。
また、祖父が高柳、父が岩根で開業医をしていた経緯から、開業医としての心構えを多分に影響を受けてきました。祖父が夜間に自転車で往診してくれたという話を患者さんから聞きます。父は、花粉症やアレルギー疾患の注射を安全に行う方法を実践し、地域の開業医として約30年地域医療に尽力してきました。私も祖父、父が愛してきた木更津で地域に親しまれる医療を実践したく、金田に新しい診療所を開設いたしました。私は内科小児科部門、妻が婦人科部門を担当します。内科小児科婦人科が一つの診療所にあることで、様々な疾患に対応でき、患者さんにも安心して受診していただけると思っております。よろしくお願いします。