閉塞性血栓血管炎ヘイソクセイケッセンケッカンエン

閉塞性血栓血管炎はどんな病気?
手足の動脈や静脈の炎症が起こった部分に血液のかたまりができ、血管を塞いでしまう病気のことを閉塞性血栓血管炎といいます。この病気は喫煙者の男性に多く見られるのが特徴となっています。 血栓によって塞がれた血管は、十分な量の血液を運ぶことができなくなります。そのため、手や足などの血管の末梢比較にある部分は必要なだけの栄養を受け取ることができなくなります。その結果、症状が進むと潰瘍や壊死が生じてしまいます。


閉塞性血栓血管炎の症状
閉塞性血栓血管炎の症状は、皮膚が血液不足のため、蒼白となり、冷感を伴います。経過とともに、鬱血、発赤、チアノーゼが現れます。また、慢性化すると皮膚が赤紫色になります。筋肉の虚血状態では、間欠性跛行(動作時のみ痛みが生じる)が起こります。経過とともに安静にしていても痛みが生じ、さらに進行すると手足に潰瘍ができたり、手足が壊死したりします。

閉塞性血栓血管炎の原因
閉塞性血栓血管炎の原因は不明で特定されていません。ですが肉体労働を行っている方に多く発症していることから、外から力が加わることにより、血管障害が起こっているとされています。また喫煙者にも多く発症しており、たばこにより血管内皮が損傷され、血が固まりやすくなってしまい、血栓が作られるのではないかと言われています。最近では、免疫反応異常が血管炎の要因ではないかとも考えられています。

閉塞性血栓血管炎の検査と診断
閉塞性血栓血管炎という病気の検査方法は、医師が手足の脈に触れて、血圧の測定をすることにより動脈に発生している閉塞部分の推測ができます。この閉塞部分の確定診断のために、血管造影といって、造影剤をカテーテルで血管内にいれ、レントゲン撮影する方法がとられます。これにより、正確な血管の閉塞をおこしている部分が診断できるのです。

閉塞性血栓血管炎の治療方法
閉塞性血栓血管炎とは、下肢の末梢動脈内膜の炎症により動脈の閉塞が起こり、血流障害が生じる病気でバージャー病とも呼ばれます。原因不明ですが、発症には喫煙が深くかかわっています。この病気の治療法は、禁煙を厳守することが重要です。常に手足の清潔を保ち、寒い時期は保温をします。そして血液の循環を促し血栓を予防する血管拡張薬や抗血小板薬など薬物治療を行います。重症時は、バイパス手術で血行再建を行ないます。

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