疾患修飾性抗リウマチ ブシュケ レーヴェンシュタインシュヨウ

初診に適した診療科目

疾患修飾性抗リウマチはどんな病気?

疾患修飾性抗リウマチとは、20から40歳代の女性に発症しやすく、骨や軟骨等の関節や、その周辺の痛み、腫れを持つ疾患の総称です。まだ原因は解明されておらず、ウイルスや女性ホルモン、遺伝等の関与が考えられています。治療には主に痛みを和らげる薬物療法や手術療法、リハビリテーションによる病気が起きる前の状態にできるだけ近づけることにあります。

主な症状

疾患修飾性抗リウマチを発症すると、免疫異常のために関節リウマチの病状が進行し、関節の炎症が進むことから関節組織が破壊されていくという症状が出ます。その過程で関節は大きく腫れ上がり、じっとしているだけでも大変な痛みを伴います。また、関節だけでなく、その周りの組織も破壊されていくため、発症している関節の周りの骨や軟骨にも影響が出ます。

主な原因

疾患修飾性抗リウマチの原因については様々な研究がなされていますがその原因についてはよく分かっていません。要因として挙げられているものとしては、遺伝子の変異、加齢による筋肉の委縮、カルシウム不足からくる合併症など様々なものが言われています。初期段階ではあまり自覚症状も出ないため見落とされやすく重篤になってから初めて気づくというケースも多いようです。

主な検査と診断

疾患修飾性抗リウマチを判定するための検査は、いくつかの段階を経て行う必要があり、一度の受診と検査だけで結果が確定されるというケースは少ないです。必ず行われる検査方法としては、血液検査、レントゲン、尿検査などです。加えてリウマチ独自の検査方法として、関節液を直接関節から採取して分析を行うという検査が実施されるケースもあります。

主な治療方法

疾患修飾性抗リウマチの治療法は遅効性抗リウマチ薬を服用し、免疫異常を抑えてリウマチの進行を遅らせることができます。免疫に作用することで抗炎症機能を発揮します。数ヶ月後に効果が出てくるので早目に効果を期待するときには消炎鎮痛剤を用いて治療します。関節の痛みを減少させる治療法で疾患修飾性抗リウマチを改善することができます。