寒冷じんま疹 カンレイジンマシン

初診に適した診療科目

寒冷じんま疹はどんな病気?

寒冷じんま疹は冷たい水や外気といった体温より低い物質に触れた時と、冷えた体が温められたときに発症する2つのパターンがあります。冬場に発症するケースが多く、赤いプツプツや多少腫れ上がる部分もみられます。寒冷じんま疹はかゆみもあり、かいてしまうと余計に炎症が広がってしまうことが多いです。塗り薬が一般的で、急激な体温差を生じさせない生活を心がけることも必要です。

主な症状

寒冷じんま疹の症状としては、まず冷たい物に触れると触れた箇所に痒みが起こります。たとえば、冷たい物が入ったこコップを持つと手に痒みが出たり、冷たい物の上を歩いた場合に、足に痒みが出るといった症状です。痒いといった症状がでなくても、肌が赤くなる場合もあるので注意が必要です。酷いものになると、痒みが出るだけではなく痛みが出る場合もあります。

主な原因

寒冷じんま疹が起こる原因としては、寒いところから暖かいところへ行くなどの寒暖の差があるからです。寒暖の差というのは、寒い冬に外で長時間過ごして、帰宅し、暖かいお風呂に使って出てくる。そういったときに出てくるのが寒冷じんま疹です。寒暖の差があることによって皮膚の下に水分がたまり蕁麻疹が出ます。寒暖の差があるときに必ず出てくると決まっているのではなく、その時の体調などにも左右されます。

主な検査と診断

寒冷じんま疹の検査方法は、寒冷負荷試験が一般的です。氷入りの水を入れた試験管を皮膚に接触させたり、洗面器に冷水を張り中に手を浸けます。10分後に赤い発疹やむくみが出た場合は、可能性があります。なお寒冷じんま疹は、ストレスや他の要因によっても症状が激しくなるため、必要に応じて血液検査や他の検査法を併用して総合判断します。

主な治療方法

寒冷じんま疹の治療法は寒暖の差をなるべく作らないこと、体を冷やさないこと、蕁麻疹が出ているときにはかゆみが増すので湯船に長く浸からないことです。寒いところへ行くときには防寒をしっかりするなどの対処をします。蕁麻疹は痒いからといってかきむしると広がるので出来る限り触らないようにします。だいたい数分から数十分でおさまる事がが多いですが、かゆみで辛いときには病院で処方してもらうアレルギーの薬を飲みます。