じんま疹はどんな病気?

じんま疹とは、何かの原因によって特定の場所または全身の皮膚に発現する発疹のことです。急性の皮膚病であると考えられます。アレルギー性の物質が原因である場合もあれば、そうでない場合もあります。強いかゆみや赤みを伴うようなケースも存在します。特に治療が必要ないケースもありますが、何らかの疾患が原因の場合は、その疾患を治療する必要があります。

主な症状

じんま疹の症状が現れていく場合には、突然強いかゆみが身体の各所に赤い発疹がでてきてしまいます。かゆみのためにかいてしまうとみみずばれのようになっていってしまいます。通常の場合には、一過性のもので半日以内に治っていきます。次々に新しい発疹がでてきてしまうこともあり数日つづいてしまうこともあります。また慢性化することもあります。

主な原因

じんま疹には様々な原因があります。例えば、食品、薬剤、植物や虫、物理的な刺激、感染症、運動、発汗などが挙げられます。特定のものごとを行ったり、摂取したり、触ったりして発症することもあれば、ある種の過敏体質と外的な要因が合わさったときに起こるものがあります。特定の食品を食べた後に運動するという組み合わせが引き起こすことがありえるのです。

主な検査と診断

じんま疹の検査方法とは、どのアレルギー物質に反応を起こしているのかを知る必要があります。まず患者への問診である程度考えられる原因を絞りこんでいきます。症状が起こる前に何を食べたか、何をしていたか、などです。そして詳しいアレルギー物質を知る為に血液検査を行います。注射器で血液を採取して食品やハウスダストへのアレルギーを知る事が可能になります。

主な治療方法

じんま疹の治療法には主に二つあります。一つ目は、原因・悪因原子の除去と回避です。例えば、飲酒、アスピリン、ストレス、物理的な刺激、色素添加物、温熱などがあります。二つ目は薬物療法で、抗ヒスタミン剤を中心に内服します。
塗り薬はかゆみを少しおさえたりする効果がありますが、基本的には飲み薬での治療になります。
命に関わらなくても症状が重度で治療に難渋するときはステロイドを使うこともあります。

じんま疹の初診に適した診療科目