肺血流量増加

初診に適した診療科目

肺血流量増加はどんな病気?

先天性心疾患という病があります。これは、多くが原因不明とサれている病です。いくつかのブループに分ける事が出来、肺血流量増加するものや血液の量が減少するもの、チアノーゼを伴うものなどがあります。このように、血液の流れが正常ではなくなり起こる病です。まずは、どのタイプかを見極め、どのような治療が適切かを見極める事が大切になってきます。

主な症状

肺血流量増加になると、肺の血圧が上がり、肺高血圧症を起こします。このことにより、心臓に負担がかかり、普通に日常生活を送っていても、過度に疲れやすいなどの症状が出てきます。急に立ち上がったり、段差のある道や階段を使用した時に、息切れや立ちくらみを起こしやすくなり、症状が進行すると、そうした時に意識を失う可能性もあります。

主な原因

先天性心疾患の一つで起きる肺血流量増加の原因として考えられているのは、赤ちゃんの遺伝子の異常により心臓が不完全な形に形成されることがあります。母親側の原因としては、過度の喫煙や飲酒・妊娠中のウイルス感染・赤ちゃんに害のある薬の使用などに関連しています。また、このような異常がいくつも重なり病気となって現れると考えられています。

主な検査と診断

肺血流量増加群は主に、生まれてからすぐ発見される場合と、児童期に入ってから発見されるケースも有ります。検査方法は、肺血流量増加群を発見、早期に検査するためには、それぞれの時期の行動に気を配ることが重要で新生・乳児期には機嫌、ミルクの飲み具合、チアノーゼの有無に、幼児期には、普段通り行動しているかどうかに注意します。そして他呼吸や体重増加不良などが起こった場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。

主な治療方法

肺血流量増加の治療法は、まずその原因になっている短絡を除去する方法がとられます。具体的には、欠損してしまったり開存してしまった部位を、閉鎖する方法です。今までは、これを手術によって胸を開く方法が取られるのが一般的でした。しかし、最近では胸を開かずに、血管にカテーテルを入れる方法もあります。このカテーテル治療は、胸を開く必要がないので、負担も少なくなります。