粘液性嚢胞腺腫ネンマクセイノウホウセンシュ

粘液性嚢胞腺腫はどんな病気?
粘液性嚢胞腺腫とは腫瘍の内容物がネバネバした粘液性がたまる腫瘍のことです。この腫瘍は卵巣腫瘍の中で2割程度をしめます。30~40代に多くみられます。この腫瘍はしばしば巨大化することがあり、妊娠末期の子宮と同じくらいの大きさになることもあります。腫瘍の細胞は良性ですが、破れることで腹膜炎を起こします。治療は摘出術を行いますが、直径10センチ以上のものは開腹腫瘍切除になります。

粘液性嚢胞腺腫の症状
粘液性嚢胞腺腫の主な症状としては、腹部の膨張があり、下腹部に痛みが出ることが多く、性器からの出血や、頻尿などの兆候があります。最も多く現れる初期の病状は腹痛で、病気が進行した場合には、ウエストが張ってくる為にズボンがきつくなって気がつくことがあります。 この病気は病状が進行してからではないと腹部の膨満感などが出ないので、発見が遅れる事が多くあります。

粘液性嚢胞腺腫の原因
粘液性嚢胞腺腫は、ミューラー管から発生する卵管・子宮における細胞に類似した細胞が表層上皮において腫瘍化することによって引き起こされます。この表層上皮における腫瘍の発生メカニズムには、排卵による卵巣上皮の破壊と再生が繰り返されることが深く関与していると考えられています。この病気は、表層上皮において腫瘍が生成されることが原因となって引き起こされるものなのです。

粘液性嚢胞腺腫の検査と診断
粘液性嚢胞腺腫の検査方法は、内視鏡超音波検査と呼ばれるEUSや膵管内超音波検査と呼ばれるIDUSによって幹部の隆起性病変を始めとして浸潤の有無などの診断に有用とされ異常がある場合に認められます。さらに下剤を注入後にDynamic CTを撮影するという検査も取り入れられてきております。腹部をおなかの表面から超音波で観察する方法も採用されております。

粘液性嚢胞腺腫の治療方法
嚢胞の縮小させる治療を行なってから嚢胞を全摘出することで、粘液性嚢胞腺腫を完治させる事が出来ます。内視鏡手術なら体に大きな手術痕を残すことなく、嚢胞を摘出する事が可能です。重症の時は、迅速に嚢胞や腫瘍を摘出する必要があります。ステロイドの投与と抗がん剤の服用する治療法で、不正出血と発熱の症状を効果的に緩和させる事が出来ます。

粘液性嚢胞腺腫の初診に適した診療科目

粘液性嚢胞腺腫の専門外来

粘液性嚢胞腺腫に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ