紅色丘疹 コウショクキュウシン

初診に適した診療科目

紅色丘疹はどんな病気?

紅色丘疹とは男性ホルモンによって皮脂腺が活性化されて皮脂分泌が亢進し、更に毛包漏斗部の角化が亢進することによって毛包内に皮脂が貯留してしまい皮膚に常在している菌が増殖してしまい、細菌性リパーゼ、好中菌走化因子などを産生します。これが皮脂を分解し遊離脂肪酸を産生し、集積した好中球が活性酸素を放出して、炎症を起こして隆起して出来たものです。

主な症状

紅色丘疹の症状として、見た目はニキビの予備軍(白ニキビや、黒ニキビと呼ばれる毛穴の発疹)であったものが、炎症を起こしてその反応で赤みを帯びた(毛穴の周囲が赤く盛り上がった)ブツブツになったものです。何も感じない人もいますが、肌が敏感な人は痒みを感じます。風疹の場合にも出ることがあります。風疹では3日~4日程度で皮疹はなくなることが多いようです。

主な原因

紅色丘疹(赤ニキビ)の原因は、皮膚の表面のターンオーバーの乱れ(角栓による毛穴の閉塞)です。これは、生活習慣や食生活の乱れ、紫外線などによって引き起こされます。また、赤ニキビの前段階である黒ニキビから進行する直接的な要因として、皮脂の過剰分泌が考えられます。これは、ストレスによるホルモンバランスの崩れによって誘発されます。

主な検査と診断

紅色丘疹の検査方法としては、通常の方法が用いられます。通常の方法とは、血液検査を行うといったような方法です。血液検査を行うことによって、血液中の数値を見ることが出来るようになっていますので、診断を行うことが出来ます。湿疹は、どのような病気か判断することが難しい病気ですので、血液検査でしっかりとした検査を行う必要があります。

主な治療方法

紅色丘疹の治療には、アダパレン外用薬(炎症を抑える作用を持つ)と抗菌薬(アクネ菌の増殖を抑える)の併用が効果的とされています。抗菌薬には内服薬と外用薬とがあり、症状の重さによって使い分けることが多いです。また、面ぽうと共通でケミカルピーリングなどの治療法も有効です。いずれにせよ清潔を保つことが第一なので、日常的な洗顔などのスキンケアが重要になります。